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フィリピンのロックダウン情報

こんにちは!

フィリピンは今現在COVID-19パンデミックの発生以来、新型コロナウイルスの影響により自粛・外出制限を経験している状況です。

フィリピンでは3月15日から新型コロナウイルス感染症の流行によるロックダウンがルゾン島において発表され、全国地方自治体でも様々な防疫措置の宣言がありました。

当時フィリピン滞在中の方々も帰国できた方々もいますが、フライトの欠航多数、公共交通機関の営業が禁止されて以降ロックダウン中フィリピンで暮らしている方もいるでしょう。

フィリピンのロックダウン措置は比較的に厳しく、日常生活も大変です!

スーパーでは営業時間が短縮され、また店内の人数を制限しているため、食料品の買い物する際には長い行列に並ぶ必要あります。

公共交通期間が停止されてるため、タクシーやGRABも利用できない状況です。

man riding bicycle

そこで今回はフィリピン主要都市における防疫措置、現地の様子、感染人数等を時系列で解説させていただきます。

目次

新型コロナウイルスへの対応措置の経緯

3月15日に発表されたロックダウンの後、以前の防疫措置から色々な修正が加えられて、徐々に緩和されました。

各地方・都市の感染人数と医療施設の状況によって複数段階のロックダウンが各地に実施されました。

フィリピンでは防疫措置の現況が地方ごと異なっている為、別の地域に移動する条件も地方自治体の方針により異なります。

例えば、セブ市は今現在・強化された防疫措置となっていますが、セブ市在住者が隣のマンダウエ市に移動する際にはチェックポイント(検問所)が設けられていて、チェックポイントを通る時に移動する条件を満たすことを証明する書類を提示する必要があります。

新型コロナウイルスが発生した当初、2020年3月12日にドゥテルテ大統領は、マニラ首都圏における「コミュニティ隔離」を3月15日から4月14日まで実施すると発表しました。

そして2日後の3月16日にドゥテルテ大統領は、新型コロナウィルスの継続的な感染拡大の対策として、3月17日午前0時から4月13日午前0時まで、ルソン全島における「強化されたコミュニティ隔離」(ECQ)を課しました

ルゾンはマニラがある地域の事↓

Luzon - Wikipedia

これにより自宅隔離措置,出入国,国内移動等の制限などがさらに厳格となりました。

3月16日ドゥテルテ大統領によりECQ「強化されたコミュニティ隔離」が課せられた↓

Duterte to face the nation again on COVID-19 fight

ここからは長いので時系列でいきます。

4月以降~

  • ドゥテルテ大統領は、マニラ以外の地方自治体にもコミュニティ検疫を実施するよう助言
  • 中央政府もビサヤとミンダナオの強化されたコミュニティ検疫下の地方自治体と、保健省の関連する現地事務所に、管轄内のロックダウン期間を解除または延長する権限を与える

要するに政府からそれぞれの地域にロックダウンをする権限を与えたんだ!

そして4月6日時点では以下の地域においてECQが課せられる

ルソン、西ビサヤ、カラガ地域、サンボアンガ半島、サマール、ビリラン、セブ、ネグロスオリエンタル、カミギン、ブキドノン、スルタンクダラット、ラナオデルスール、ラナオデルノルテ、コタバト、サウスコタバト、タウィタウィ、北サマールのカタルマンにおいて、ECQが課されました。

5月以降~

  • その後マニラ圏、中央ルゾン、カラバルソン地方、ベンゲット州、パンガシナン州、イロイロ州、セブ州、バコロド市、ダバオ市は5月1日から15日までECQ、その他の地方は「一般的コミュニティ隔離(GCQ)」となる。

GCQよりECQの方がより厳しいと覚えておきましょう!

  • 5月16日より5月31日まで、マニラ首都圏、アンヘレス市、バコール市、ラグナ州、バターン州、ブラカン州、ヌエバエシハ州、パンパンガ州、サンバレス州は、ECQより寛容、GCQよりも厳格な措置、「修正を加えた強化されたコミュニティ隔離措置(MECQ)」に移行
  • セブ州のマンダウエ市及びセブ市はECQのまま、その他の地方は「一般的コミュニティ隔離(GCQ)」

幸いにも感染人数が減少された地方では、コミュニティ隔離措置の厳しさが緩和されました。

6月以降~

  • 6月1日、隔離措置はより緩和され、マニラ首都圏、中央ルソン、中央ビサヤス地域、カガヤン・バレー地方、パンガシナン州(ダグーパンを除き)、サンボアンガ市、ダバオ市はGCQに移行
  • その他地域は「修正を加えた一般的なコミュニティ隔離措置(MGCQ)」となる
  • 6月16日より一部変更が加えられ、セブ市はECQに戻される。
  • セブ市隣のタリサイ市はMECQとなる。
  • 7月1日よりベンゲット州、カビテ州、レイテ州(タクロバン市を除く)、リサール州、南レイテ、セブ州のいくつかの地域はGCQとなる。

現在

現在(7月14日時点)、マニラ首都圏はGCQ、セブ市はECQ、ダバオ市はMGCQが課されています。

現在マニラ首都圏はGCQとなっており、ジプニーを除き、行政のガイドラインに添えた全種類の公共交通機関の運営は許されています。

モール、様々な企業も営業再開しました。

そのため、移動や外出も緩く簡単になり、外出をしている人々、出勤してる労働者もかなり増えたのも事実です。

GCQ以降、バスストップ、LRTとMRTの駅でも乗客人数の上限も各乗物に設けられているため、駅の外でに大行列も目に付きます。

LRT, MRT, Buses, Planes Can Operate At Full Capacity: Minister ...

マニラ首都圏内の渋滞は、ECQ頃と比べると明らかに酷くなりラッシュアワーになるとロックダウン以前の渋滞とほぼ変わりません。

モールでは体温チェック、ソーシャルディスタンス等が実施されています。

Philippine tourism players call for greater clarity, coordination ...

レストランとファストフード店でも、ソーシャルディスタンスが実施されてる限り、レストラン内での食事が許されています。

マニラ首都圏内において、夜間外出禁止令が実施されている市もいくつかあります。

セブが一番ひどい状態

フィリピンで感染者数が一番高いのはセブです。

新型コロナウィルス感染者の急増により地域の病院も満床になり、他の感染者は自宅検疫を行ってるとドゥケ保健長官も報告していました。

COVID-19 cases swamp Cebu City hospitals | Inquirer News

原因のひとつですが、セブ市内では「人込み」や「混雑」が頻繫に発生しています。

またマスク無しで遊んでいる子供達、ソーシャルディスタンス無しでぶらついてる若者があちこちにいます。

行政の隔離措置により、収入を失った他の住民も、食料や収入を求め外出しているのです。

現在のセブの様子↓

またフィリピン国家警察はセブ市内において、ECQを効果的に施行できるよう、100人以上の警察を派遣すると発表しました。

セブ市と近くの地域にお住まいになってる方々は、不要不急の外出は控えるようにした方がよさそうです。

以上が現在のフィリピンの様子でした。また随時現地の情報は当メディアで報告いたします。

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