ツアーA・B・C・D、結局どれを選べばいいの?

「エルニドに行きたいけど、ツアーが4種類もあってどれを選べばいいのか全然わからない」――実はこれ、エルニドを調べた人のほぼ全員が最初に感じる壁です。
調べてみると、エルニドのアイランドホッピングはツアーA・B・C・Dの4コースに分かれていて、それぞれ行き先の島・ラグーンが異なります。
一番人気はツアーAですが、「混みすぎてがっかりした」という声も少なくありません。
一方、ツアーCは知る人ぞ知る穴場コースとして旅慣れた人から支持されています。
この記事では、4つのツアーの違いと選び方、エルニドの主要絶景スポット、費用・ベストシーズン・準備の手順まで、現地目線で一気に解説します。
ケンタ


エルニドをひと目で把握する数字


まず、旅を計画するうえで押さえておきたい基本数値をまとめました。
費用・日数・ベストシーズンを先に確認しておくと、ツアー選びもスムーズになります。
ツアーA vs ツアーC ── 王道か穴場か、あなたはどっち派?


4つのコースのなかでも、特に「どちらにするか」と迷う人が多いのがツアーAとツアーCです。
それぞれの特徴を比べてみましょう。
| ツアーA(王道) | ツアーC(穴場) | |
|---|---|---|
| 主な訪問先 | ビッグラグーン、スモールラグーン、シークレットビーチ | ヘリコプター島、ヒドゥンビーチ、スターフィッシュ島 |
| 人気・混雑度 | 非常に高い | 比較的少なめ |
| 景観の特徴 | 石灰岩の絶壁×エメラルドの水 | 白砂×ヒトデ×隠れビーチ |
| 料金目安(現地) | 約1,200〜1,500ペソ | 約1,200〜1,500ペソ |
| こんな人に向く | 初めてのエルニド、定番を外したくない | 2回目以降、静かな場所が好き |
料金はどちらもほぼ同じです。
初めてエルニドを訪れるなら「ツアーA+ツアーC」の組み合わせが、現地で最も多く聞く鉄板プランです。



エルニドを代表する絶景スポット6選
アイランドホッピングのルート上に点在する、見逃せない絶景スポットを6つ厳選しました。
どのツアーで行けるかも一緒に確認しておきましょう。
① ビッグラグーン(ツアーA)


エルニドの象徴といえばここ。
巨大な石灰岩の壁に囲まれた内海で、水の色が季節・天気・時間帯によって翡翠(ひすい)色〜エメラルドグリーンに変わります。
カヤックで漕ぎ進むと、外の世界から切り取られた別天地に入り込む感覚があります。
訪問のコツは午前8時台の出発便を選ぶことです。
午後になると他のツアーボートが集中して混雑します。
② スモールラグーン(ツアーA)


ビッグラグーンから少し離れた場所にある、小さな入り江です。
岩の割れ目を泳いで入る必要があるため、スイミングスキルがある方向けのスポット。
一度くぐり抜けると、そこには静まり返った神秘的な水面が広がっています。
ライフジャケットのレンタルは現地で可能ですが、体力に自信がない場合はカヤックでのアクセスも選べます。
③ シークレットビーチ(ツアーA)


名前の通り「隠れビーチ」です。
岩の隙間をくぐり抜けて泳ぐと、外からは絶対に見えない砂浜が現れます。
波が穏やかな晴天時のみ上陸できるため、天候次第ではスキップされることもあります。
それだけに、たどり着けたときの感動はひとしお。
④ ヒドゥンビーチ(ツアーC)


石灰岩の洞窟を通り抜けた先に出てくる、まるで映画のセットのような白砂ビーチです。
穴場コースのツアーCのハイライトで、訪れる人が少ない分、静かに景色を楽しめるのが魅力。
ここで食べるランチ(ツアー代に含まれる場合あり)は格別です。
⑤ スターフィッシュ島(ツアーC)


浅瀬に大量のヒトデが生息することで有名なスポットです。
ヒトデを砂浜に上げることはフィリピンの法律で禁止されているため、水中で観察するだけに留めましょう。
エメラルドの浅瀬に広がるヒトデのコロニーは、シュノーケリングだけでも十分見応えがあります。
⑥ ヘリコプター島(ツアーCまたはB)


上空から見ると形がヘリコプターに見えることからこの名が付いた島です。
透明度が高い海と白砂の対比が美しく、写真映えも抜群。
シュノーケリングポイントとしても評価が高く、魚の種類が豊富です。
ツアーボートで島の周囲をぐるっと回るだけでも十分絵になる景色です。
また、エルニドから日帰りで行ける隣の島・コロン島も、また別格の美しさがあります。
パラワン島をしっかり堪能したい方は、コロン島の観光スポット完全ガイドもぜひ参考にしてみてください。
エルニドの「本当の」旅費内訳


「エルニドって高そう…」という印象を持っている方も多いようですが、実際に試算してみると意外とリーズナブルです。
ただし航空券だけで費用が大きく変わる点に注意が必要です。
以下は現地滞在3泊4日の目安費用です(航空券別)。
| 費用項目 | 目安金額 |
|---|---|
| 宿泊費(3泊・ゲストハウス〜中級ホテル) | 1万〜3万円 |
| アイランドホッピング2〜3ツアー | 5,000〜8,000円 |
| 食事代(3泊4日) | 3,000〜6,000円 |
| 現地移動(トライシクル・船代など) | 1,000〜3,000円 |
| シュノーケル機材・入島料など | 1,000〜2,000円 |
| 合計(現地滞在のみ) | 約2〜5万円 |
航空券はマニラ経由でエルニド(またはプエルトプリンセサ)まで、往復3〜7万円前後が目安です。
プエルトプリンセサからエルニドまでは陸路で約5〜6時間かかるため、エルニドへの直行便が取れるかどうかでも行程が大きく変わります。






知らないと後悔する、エルニド旅の落とし穴


エルニドは夢のような景色が広がる場所ですが、いくつかの注意点を知っておかないと現地で慌てることになります。
- 天候による欠航・ツアー中止は珍しくありません。波が高いと当日キャンセルになるケースも多く、旅程に1日以上の余裕を持たせるのがベストです
- 現金(ペソ)必須のエリアが多いです。エルニドの街にもATMはありますが台数が少なく、繁忙期は長蛇の列になることも。プエルトプリンセサやマニラで事前に換金・引き出しをしておきましょう
- ツアーのランチ代・入島料が別途請求される場合があります。ツアー申し込み前に「何が含まれているか」を必ず確認してください
- 日焼け止めは海洋環境に配慮したサンゴ礁に無害なタイプのみ許可されているビーチが増えています。日本から持参すると安心です
- ドライバッグ・防水ケースは必需品です。ボートへの乗り降りの際に荷物が濡れることが多く、スマホ・財布の防水対策は必須です
フィリピン旅行全般で使える英会話フレーズについては、現地で困らないフレーズをまとめた記事も合わせてチェックしてみてください。
こんな声も
編集部が一般的な傾向をもとに構成した声です。
実際にエルニドを訪れた方からよく聞く感想をまとめました。
ツアーAが混むとは聞いていましたが、早朝出発にしたら他のボートより先に着けて、ビッグラグーンをほぼ独占できました。朝早く動くのは大事だと実感しました。
エルニドとコロン島を両方回ったのですが、景色の種類が全然違って両方行って正解でした。時間があればぜひ両方訪れてほしいです。
ツアーCのヒドゥンビーチが想像以上に静かで感動的でした。人気はツアーAですが、2回目に行くならツアーCをおすすめしたいと思います。
プエルトプリンセサからのバス移動が想定より長く、体力的にきつかったです。エルニドへの直行便があるかどうかを事前に確認しておくべきでした。
※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。
あなたはどのタイプ?エルニドが特に向く人・注意が必要な人
エルニドは万人に最高の旅先ですが、旅のスタイルによっては事前に知っておいたほうがいいことがあります。
| こんな人には特に向いている | こんな人は注意が必要 |
|---|---|
| 絶景・秘境好きで写真を楽しみたい人 | アクセスの長さが苦手な人(プエルトプリンセサ経由の場合は陸路5〜6時間) |
| シュノーケリング・カヤックなど海アクティビティが好きな人 | 波・天候によるスケジュール変更が許容できない人 |
| 3泊以上の余裕ある旅程が取れる人 | 現地カード決済に頼りたい人(現金主体のエリアが多い) |
| セブやボラカイとは違う「静かな海」を体験したい人 | ショッピング・夜の賑わいを求めている人(エルニドは自然系が中心) |
エルニドは「自然の美しさを体で感じたい」という旅に最適です。
逆に、整備されたリゾートや多様なショッピングを求める旅なら、セブやマニラのほうが向いているかもしれません。
フィリピンのおすすめ離島7選では他の候補地も比較できるので、旅先を悩んでいる方はあわせてご覧ください。
エルニドへの旅、準備の進め方


初めてエルニドを訪れる場合、以下の流れで準備を進めると、現地での無駄が減ります。
また、英語が不安な方は事前に旅行用フレーズを確認しておくと現地でぐっとスムーズになります。
フィリピン旅行で使える英会話50選を参考にしてみてください。
渡航準備をトータルでサポートしてほしい方は、フィリピン旅行の無料カウンセリングで相談してみるのも一つの手です。
よくある質問
エルニド旅行を計画するうえでよくいただく質問をまとめました。
一人でも安全に楽しめますか?
はい、一人旅の方も多いです。ツアーボートは他の旅行者と相乗りする形式が一般的なので、自然と交流が生まれやすい環境です。ただし夜間の一人歩きは人通りの少ない場所を避けるなど、基本的な注意は必要です。
ベストシーズンはいつですか?
11月〜4月が乾季でベストシーズンです。特に12〜3月は波が穏やかでツアーが安定して催行されます。5〜10月は雨季・台風シーズンにあたり、ツアーの中止リスクが高まります。
ツアーは何日前に予約すべきですか?
繁忙期(12〜2月)は人気のツアーが1〜2日前に埋まることもあります。宿泊先に到着した当日か前日に相談するのが現地のスタンダードですが、ピーク期は早めが安心です。
コロン島とエルニドはどちらがおすすめですか?
景色の雰囲気が異なります。エルニドは石灰岩の断崖とラグーンが魅力で「秘境・秘密の入り江」感が強く、コロン島はダイビング・沈没船・湖が有名です。時間があれば両方訪れることをおすすめします。
英語は通じますか?
ツアーガイドや宿のスタッフは基本的に英語が通じます。現地のレストランやお土産屋でも簡単な英語でほぼ対応できます。
まとめ:エルニドは「情報武装」して行くほど、もっと楽しくなる
石灰岩の壁に囲まれたラグーン、外からは見えない隠れビーチ、浅瀬を埋め尽くすヒトデ――エルニドは、「こんな場所が地球にあったのか」と思わせる景色の宝庫です。
ツアーA〜Dの選び方、混雑を避ける時間帯、現金の準備、天候リスクへの備え。
こうした情報を事前に知っているだけで、現地での体験の質がまるで変わります。
特に初めての方は、ツアーA+ツアーCの組み合わせで3泊4日以上を確保するのがエンジェル的には一番おすすめのプランです。
フィリピンの離島旅行全般に興味が広がった方は、死ぬまでに行きたいフィリピンの美しい離島7選もぜひ参考にしてください。
エルニドと並ぶ名所が揃っています。
また、現地のフィリピン料理も旅の楽しみのひとつです。
フィリピン人が選ぶおすすめ料理10選を見ておくと、エルニドでの食事選びも楽しくなりますよ。












