この記事を書いた人
ケンタ
元フィリピン留学エージェントとして、留学の斡旋・カウンセリング業務に携わってきました。フィリピンへの渡航歴は10回以上、セブ・マニラなど複数の都市を実際に訪れています。
TOEIC900点を保有しており、語学学習や英語力の伸ばし方についても、実体験を踏まえてお伝えできます。
「フィリピンGO!」では、こうした現地エージェントとしての実務経験と渡航経験をもとに、留学・観光・現地生活のリアルな情報を紹介しています。
「空港から出なくていいかも」と思わせるリゾート島の実力

セブに着いてすぐ「タクシーでどこへ行けばいい?」と悩んだことはないでしょうか。
実は、マクタン・セブ国際空港が建っているマクタン島そのものが、白砂のビーチ・高級リゾート・新鮮なシーフードを空港から車で15分以内に全部揃えた「ちょうどいいサイズの楽園」なんです。
セブ本島の市街地まで橋を渡らなくても、マクタン島だけで2〜3泊を満喫できるプランが組めます。
初めてフィリピンを旅する方にも、リピーターがちょっと贅沢したい時にも、驚くほど使い勝手のいいエリアです。
調べてみると、マクタン島には国際的なホテルブランドのリゾートが10棟以上密集しており、ダイビングやシュノーケリングのポイントも島内に点在しています。
セブ本島への日帰り観光を組み合わせれば、バリエーションは無限大です。
ケンタ


マクタン島・空港周辺をひと目でチェック


旅の計画を立てる前に、まずは数字で全体像を把握しておきましょう。
費用・シーズン・移動距離、どれも想像より「小さく・近く・安く」収まります。
3泊4日でかかる「リアルな費用の内訳」


「リゾートに泊まると高そう」という声をよく聞きますが、マクタン島は選択肢の幅がとにかく広いのが特徴です。
高級リゾートにこだわらなければ、3泊4日で4〜6万円台に収めることも十分可能です。
以下は一般的な費用の目安です。
ホテルのグレードによって大きく変動するため、宿泊費だけは自分の予算を最初に決めてしまうのがコツです。
| 項目 | 目安(円) | 備考 |
|---|---|---|
| 航空券(往復・日本発) | 3〜6万円 | 時期・航空会社により変動 |
| 宿泊費(3泊) | 1.5〜9万円 | ゲストハウス〜5つ星リゾートまで幅広い |
| 食費(3泊4日) | 0.5〜2万円 | 地元食堂なら1食200〜600円台 |
| マリンアクティビティ | 0.5〜3万円 | シュノーケル・ダイビング・アイランドホッピングなど |
| 移動・交通費 | 0.3〜1万円 | 空港〜ホテル、近隣移動など |
合計すると、節約プランなら6〜7万円前後、ゆったりリゾートを楽しむなら10〜20万円台まで幅があります。
使いすぎを防ぐには、ダイビングなどのアクティビティをあらかじめ予算に組み込んでおくと安心です。



空港から15分圏内!エリア別・見どころと過ごし方


マクタン島の見どころは、大きく3つのゾーンに分かれています。
それぞれ徒歩や短いタクシー移動でアクセスできるのが強みです。
① ビーチリゾートゾーン(マクタン南〜東海岸)
島の東側に沿ってリゾートホテルが立ち並ぶエリアです。
シャングリラ・マクタンやヘナン・リゾートをはじめとする大型リゾートが集中しており、プライベートビーチ・スパ・屋外プールを備えた施設が多いです。
宿泊していなくても、デイユース料金を払えばビーチやプールを利用できるリゾートもあるので要チェックです。
② ラプラプ市街・シーフードグルメゾーン
ラプラプシティの中心部には、地元のシーフード市場や食堂が密集しています。
朝獲れのタコ・エビ・魚介を量り売りで購入し、その場で調理してもらえるスタイルが人気です。
日本円で500〜1,000円もあれば、お腹いっぱい食べられるのは正直驚きました。
③ 歴史・文化スポット(マクタン島北部)
フィリピン史で有名な「ラプラプの戦い」の舞台がここマクタン島です。
マクタン・シュライン(ラプラプ記念碑)では、16世紀にスペインの征服者マゼランを迎え討った英雄ラプラプの像が見られます。
ビーチだけではない、歴史観光も組み合わせられるのがマクタン島のユニークな点です。
また、セブ島発・日帰りオスロブでジンベエザメと泳ぐプランを組み合わせると、マクタン島を拠点にしながらセブ全体を楽しむことができます。






マクタン島で「やっておきたい」マリンアクティビティ


マクタン島がリゾート地として評価される理由の一つが、質の高いダイビング・シュノーケリングポイントが島内に点在していることです。
透明度の高い海と豊かなサンゴ礁は、ビーチ初心者から上級ダイバーまで楽しめます。
- シュノーケリング:リゾートや現地のツアー会社が半日ツアーを催行しています。費用の目安は1,000〜2,500円程度。ライフジャケット付きなので泳ぎが得意でなくても参加できます
- ファンダイビング・体験ダイビング:マクタン周辺には難破船のスポットもあり、ダイバーに人気です。体験ダイビングは3,000〜6,000円前後が相場です
- アイランドホッピング:マクタン周辺の小島を巡るボートツアー。ナルスアン島など日帰りで行ける島が複数あります。半日〜1日プランで2,000〜5,000円が目安です
- カヤック・SUP:リゾートのビーチで手軽に楽しめます。ホテル宿泊者は無料で使えるケースも多いです
セブ島でダイビングライセンスを取得したい方向けの詳しい解説もありますので、本格的に始めてみたい方はあわせて読んでみてください。
行く前に知っておきたい「リアルな注意点」
マクタン島は観光客に慣れたエリアですが、気をつけておきたいポイントもあります。
楽しい旅にするために、出発前に確認しておきましょう。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| ビーチの水質はリゾートによって差がある | 島の一部エリアは遠浅で透明度が低い場所もあります。宿泊リゾートのビーチの口コミを事前に確認するのがおすすめです |
| タクシー・トライシクルの料金交渉 | 空港外に出ると流しのタクシーが声をかけてきます。メーター使用を確認するか、Grabアプリを使うと料金トラブルを避けられます |
| 雨季(6〜11月)は海況が不安定 | 台風シーズンはアクティビティが中止になることも。雨季のフィリピン旅行メリットと注意点も参考にしてください |
| 日焼け・熱中症対策は必須 | 赤道に近く紫外線が非常に強いです。日焼け止め・帽子・こまめな水分補給を忘れずに |
| クレジットカード・電子マネー事情 | リゾート内はカード払いが主流ですが、ローカルの食堂・市場は現金のみの場合が多いです |
特にタクシー料金トラブルは旅行者の間でよく聞くケースなので、Grabアプリを事前にインストールしておくことを強くおすすめします。
現金の準備についてはフィリピン旅行の現金はいくら必要?両替・ATM・カード完全比較の記事が参考になります。



こんな声も
編集部が一般的な傾向をもとに構成した声です。
マクタン島を訪れた方々の「よくある感想」を参考までにご紹介します。
空港を出たらすぐリゾートで、想像より移動が楽でした。子どもがプールとシュノーケルで毎日大はしゃぎで、親としては大満足です。
マクタンのダイビングポイントは種類が豊富で、3泊でも回りきれませんでした。ショップのスタッフが英語で丁寧に対応してくれるので一人でも安心でした。
ラプラプの市場でシーフードを選んで食べたのが一番の思い出になりました。あんなに安くて美味しい食事は初めてでした。
セブ本島まで行かなくてもマクタン島だけで十分楽しめました。リゾートのスタッフも親切で、一人でも不安はほとんどなかったです。
※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。
マクタン島が向いている人・少し考えてほしい人
マクタン島はとても便利で快適なエリアですが、旅のスタイルによっては「物足りない」と感じる場合もあります。
出発前に自分の旅の目的と照らし合わせてみてください。
こんな方に特におすすめです
- 海・ビーチ・マリンアクティビティが旅のメインの方
- セブに初めて行く方・旅慣れていない方(移動が少なく完結しやすい)
- 子ども連れ・シニアのグループ旅行(リゾート内の設備が充実)
- フライトの都合で滞在日数が少ない方(空港からのアクセスが抜群)
- のんびりプール・ビーチ・スパで過ごしたい方
こんな方は要検討です
- セブの市街地観光・ショッピング・ナイトスポットが目当ての方(セブ本島まで橋を渡って移動が必要)
- とにかくコストを抑えたい方(リゾート周辺の飲食は割高になりやすい)
- 自然・秘境・手つかずのビーチを求める方(ボホール・シキホール・エルニドの方が向いています)
セブ本島とマクタン島、どちらを拠点にするか迷っている方は、セブ島3泊4日の費用と実例も参考にしてみてください。
マクタン島旅行を準備するSTEP


初めてマクタン島に行く方向けに、準備の流れを整理しました。
特にホテルのカテゴリ選びが全体の予算感を左右するので、最初に決めてしまうのがポイントです。
よくある質問
マクタン島・空港周辺の旅について、よく寄せられる質問をまとめました。
マクタン島だけで2〜3泊は満足できますか?
ビーチ・マリンアクティビティ・グルメが目的であれば、2〜3泊でも十分に楽しめます。ただし、セブ本島の市街地観光や歴史スポットも見たい方は、1日以上セブ本島への移動時間を確保しておくことをおすすめします。
子ども連れや高齢者でも安心して楽しめますか?
リゾートエリアは設備が整っており、ファミリーやシニアの方にも利用しやすい環境です。プールや浅瀬のビーチもあるので、小さな子どもでも安全に遊べる場所があります。ただし炎天下の観光は体力を消耗しやすいため、休憩と水分補給をこまめに取ることが大切です。
英語が得意でなくても困りませんか?
観光地・リゾートエリアでは英語が通じる場面がほとんどです。Grabアプリや翻訳アプリも活用しやすく、初めての海外旅行にも比較的向いているエリアといえます。
ベストシーズンはいつですか?
乾季にあたる12〜4月が晴れの日が多く、海の透明度も高くなりやすいためおすすめです。5〜11月は雨季・台風シーズンで、アクティビティが急キャンセルになることもある点を頭に置いておきましょう。
セブ本島との違いは何ですか?
マクタン島はリゾート・自然・グルメに特化したエリアで、空港からのアクセスも抜群です。一方、セブ本島の市街地にはショッピングモール・歴史遺産・ナイトスポットが集中しています。どちらかが上というわけではなく、旅の目的に応じて使い分けるのがベストです。
まとめ:空港からすぐ、でも「本物のリゾート」がここにある
マクタン島は、「フィリピンに来たのにセブ本島までなかなか行けなかった」という経験をプラスに変えてくれる場所です。
空港を出てタクシーに15分も乗れば、透き通った海・シーフードの香り・リゾートのプールが待っています。
高級リゾートにこだわらなくても、3泊4日・6〜8万円の予算感でビーチとグルメをしっかり楽しめます。
アイランドホッピングやダイビングを加えれば、あっという間に「もう1泊したかった」と思うほどの充実感になるはずです。
エンジェルが個人的にいちばん推したいのは、ラプラプ市場でシーフードを選んで食べる体験です。
観光地化されすぎず、地元の活気がそのまま残っている場所で、これがマクタン島らしさの核心だと思っています。
次のセブ旅行、マクタン島を「通過点」ではなく「目的地」にしてみてください。










