この記事を書いた人
ケンタ
元フィリピン留学エージェントとして、留学の斡旋・カウンセリング業務に携わってきました。フィリピンへの渡航歴は10回以上、セブ・マニラなど複数の都市を実際に訪れています。
TOEIC900点を保有しており、語学学習や英語力の伸ばし方についても、実体験を踏まえてお伝えできます。
「フィリピンGO!」では、こうした現地エージェントとしての実務経験と渡航経験をもとに、留学・観光・現地生活のリアルな情報を紹介しています。
マニラの家賃、東京の3分の1って本当?

「マニラなら月10万円もあれば余裕で暮らせる」——そんな話、一度は聞いたことがあるかもしれません。
実際に数字を並べてみると、確かに東京より安い項目は多いです。
ただし「何を選ぶか」で振れ幅がかなり大きいのも事実でした。
今回は移住・長期滞在を考え始めた人向けに、マニラの生活費のリアルな内訳を調べてみました。
ケンタそもそもマニラの物価はどのくらい違うのか


結論から言うと、外食や交通費は日本の半額前後、家賃は住むエリア次第で大きく変わります。
屋台やローカル食堂なら1食100〜200円程度から。
一方でBGCやマカティのおしゃれなカフェに入ると、日本とほぼ変わらない価格帯になることも珍しくありません。
つまり「マニラは安い」と一括りにはできず、選ぶエリアと生活スタイルで体感がまったく違ってくるという印象です。
エリアごとの違いはマラテからBGCへ移動した場合のコスパ比較記事でも詳しく取り上げています。



ひと目でわかるマニラの生活費


単身・コンドミニアム暮らしを想定した場合の月額目安をまとめました。
あくまで目安として参考にしてください。
内訳を分解すると見えてくる「本当の」出費


単身・コンド暮らしを想定した月々の内訳イメージです。
娯楽費や交際費を含めると合計14万円前後が一つの目安になります。
家賃と食費で全体の6割以上を占めるので、この2つをどこまで切り詰めるかで最終的な生活費が大きく変わってきます。
家賃相場は「エリア選び」で決まる
マニラの家賃は同じ1LDKでも3万円〜8万円と幅があります。
マカティやBGCの新築コンドは高め、オルティガスやケソン市の一部エリアは比較的抑えられる傾向です。
日本人が住みやすいとされるエリアの傾向は日本人が住みやすい街ランキングの記事でも比較していますので、あわせてチェックしてみてください。
家賃相場そのものをじっくり比べたい場合はコンドミニアム家賃相場と日本との違いをまとめた記事が参考になります。






見落とされがちな治安・トラブルの出費


生活費を語るうえで避けて通れないのが、治安面のリスクとそれに伴う出費です。
過去には日本人が巻き込まれたひったくりや詐欺のトラブルも報告されており、安さだけを追い求めると思わぬ出費につながることがあります。
実際の事例はフィリピンで日本人が巻き込まれた事件をまとめた記事で具体的に紹介しています。
- セキュリティ付きコンドを選ぶと家賃は上がるが安心料と考える人も多い
- 夜間の移動はタクシーや配車アプリを使う分、交通費がやや増える
- 医療費は保険加入の有無で大きく変わるため医療・健康保険事情の記事も確認しておくと安心



こんな声も
編集部が一般的な傾向をもとに構成した声です。
実際の感じ方には個人差があります。
食費が想像以上に安くて驚いた。ただローカルフードに飽きて外食が増え、結局予算オーバーになった
家賃を抑えるためにマカティ以外を選んだが、移動時間と交通費が思ったよりかかった
通信環境を優先してコンドを選んだら家賃が予算より高くなった。優先順位を先に決めておけばよかった
※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。
こんな人には向いている、こんな人は要注意
マニラでの生活費コントロールは、性格やライフスタイル次第で向き不向きがはっきり分かれます。
- 向いている人:ローカルの食生活を楽しめる、エリア選びに時間をかけられる、変化に柔軟に対応できる人
- 要注意な人:日本と同じ利便性・清潔感を全エリアに求める人、治安情報を軽視しがちな人
特に定年後の長期滞在を考えている方は、生活費だけでなく医療体制まで含めて検討する必要があります。
その視点は50代・60代からのフィリピン移住を扱った記事で詳しく取り上げています。



準備の仕方・始め方のステップ


いきなり移住するのではなく、段階を踏んで生活費のイメージをつかむのがおすすめです。
ビザの種類によって滞在できる期間や条件が変わるため、長期滞在ビザの比較記事も早い段階で目を通しておくと計画が立てやすくなります。
決済まわりはGCash・Mayaなどの電子マネー事情の記事も参考になります。
資金計画に不安がある場合は、無料カウンセリングで移住・長期滞在プランを相談してみるという選択肢もあります。
よくある質問
マニラの生活費についてよく聞かれる質問をまとめました。
マニラの生活費は本当に日本より安いですか?
外食や交通費は日本の半額前後になることが多いですが、家賃や輸入品はエリア次第で日本並みになることもあります。全体としては月10〜18万円が一つの目安です。
家賃を抑えるコツはありますか?
中心部から少し離れたエリアや築年数の経ったコンドを選ぶと家賃を抑えやすくなります。ただしセキュリティ面とのバランスは必ず確認してください。
一人暮らしでも安全に生活できますか?
セキュリティ体制の整ったコンドを選び、夜間の移動に配車アプリを使うなど基本的な対策をすれば、リスクを下げることは可能です。過信は禁物です。
医療費はどのくらい見ておくべきですか?
民間の医療保険加入の有無で大きく変わります。無保険で高額な入院費用が発生するケースもあるため、月々の予備費として1万円前後を目安に見ておくと安心です。
まとめ
マニラの生活費は、選ぶエリアと生活スタイルで大きく変わることがわかりました。
「安いから」という理由だけでエリアや住まいを決めてしまうと、後から治安面や利便性で後悔するケースも少なくありません。
まずは短期滞在で相場を肌で感じてから、長期的な資金計画を立てるのが失敗しない近道です。
気になった記事から少しずつ情報を集めて、自分に合った暮らし方を見つけてみてください。











