フィリピンで有名な歌30選|定番から最新まで

フィリピンで有名な歌30選|定番から最新まで

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ケンタ

ケンタ

監修: ケンタ 運営: シグラド合同会社

元フィリピン留学エージェントとして、留学の斡旋・カウンセリング業務に携わってきました。フィリピンへの渡航歴は10回以上、セブ・マニラなど複数の都市を実際に訪れています。

TOEIC900点を保有しており、語学学習や英語力の伸ばし方についても、実体験を踏まえてお伝えできます。

「フィリピンGO!」では、こうした現地エージェントとしての実務経験と渡航経験をもとに、留学・観光・現地生活のリアルな情報を紹介しています。

目次

フィリピン人がカラオケで必ず歌う曲、実は30曲に絞れる

フィリピン人がカラオケで必ず歌う曲、実は30曲に絞れる

フィリピンでカラオケに行くと、曲が終わらない。

本当に、終わらないんです。

フィリピンは「カラオケ大国」として知られていますが、調べてみると、フィリピン人が特によく歌う曲は実はある程度パターンがあることがわかりました。

バラードへの深い愛着、英語とタガログ語を自在に行き来する独自のポップス文化、そして何十年も歌い継がれるOPM(Original Pilipino Music)の層の厚さ。

今回はそのなかから30曲をピックアップして、まとめてみました。

フィリピンの音楽文化に初めて触れる方も、フィリピン人の友人・パートナーとの話題のタネを探している方も、ぜひ参考にしてみてください。

ケンタ
フィリピン人ってそんなにカラオケ好きなんですか?

エンジェル
フィリピンでは街角にカラオケボックスが当たり前のようにあって、日曜の朝から歌っている家もあるくらいです。音楽は生活の一部、という感覚が日本とは少し違うんですよね。

まず押さえたい!ジャンル別早見表

30曲を一気に紹介する前に、まずジャンルごとの傾向を整理しておきます。

フィリピンの音楽は大きく「OPMバラード」「ポップ・ダンス」「ロック」「フォーク・民謡」「現代ヒット」の5系統に分かれるイメージです。

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ジャンル代表的なムードよく使われる言語カラオケ人気
🥇 OPMバラード切なく深い愛の歌タガログ語・英語混合◎ 鉄板中の鉄板
ポップ・ダンス明るく踊れる英語メイン○ パーティー向け
フィリピン・ロックエモーショナル・力強いタガログ語○ 若い世代に人気
フォーク・民謡郷愁・故郷への思いタガログ語・地方語△ 年配層・行事向け
現代ヒット(OPM新世代)R&B・シティポップ調英語・タガログ語◎ 20〜30代に急増

これを頭に入れておくと、30曲を眺めたときにグッと整理しやすくなります。

数字で見るフィリピン音楽のスケール感

数字で見るフィリピン音楽のスケール感

「OPMってどれくらい根付いているの?」と気になったので、少し調べてみました。

規模感がわかると、曲の背景もより楽しめます。

【1〜10位】まず聴いてほしいOPMバラードの名曲たち

【1〜10位】まず聴いてほしいOPMバラードの名曲たち

フィリピンの音楽文化を語るうえで外せないのが、OPM(Original Pilipino Music)のバラード群です。

1970〜90年代に確立されたこのジャンルは、今も現役で愛されています。

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No.曲名アーティスト一言メモ
1Kahit Maputi Na Ang Buhok KoRey Valera「白髪になっても愛している」という歌詞が有名な不朽の名曲
2IkawYeng Constantino透明感のある声で歌われる純粋な愛のバラード
3HanggangWency Cornejo結婚式でも定番。「いつまでも」という意味のタイトル通り
4Pag-ibigApo Hiking Society「愛」をテーマにしたOPMの教科書的一曲
5Sana Maulit MuliGary Valenciano映画主題歌として大ヒット。フィリピン版「また逢いたい」
6Dahil Mahal KitaFreestyle90年代ボーイズグループの代表曲。今もカラオケ鉄板
7Tell MeJoey Ayalaフォークとバラードが融合した独特の世界観
8Bakit Ngayon Ka LangPops Fernandez「なんで今まで現れなかったの」という切ない歌詞が刺さる
9Laging NanditoRegine Velasquez「フィリピンのディーバ」レジーン渾身のラブバラード
10Ikaw LamangSilent Sanctuary2000年代OPMの代表格。「あなただけ」という純愛ソング

Regine Velasquezは、フィリピンで「Asia’s Songbird(アジアの歌姫)」と呼ばれるほどの存在感です。

日本でいえばさだまさしや中島みゆきに近い、国民全員が知っているレベルのアーティストだという声がありました。

エンジェル
OPMバラードは歌詞の内容が本当に濃くて、タガログ語を少し学ぶと「こんなに深い意味だったのか」と毎回驚かされます。フィリピン人パートナーがいる方は、お気に入りの一曲を聞いてみると話が弾みますよ。

【11〜20位】フィリピン人が踊り出すポップ・ロックの定番

【11〜20位】フィリピン人が踊り出すポップ・ロックの定番

バラードだけじゃないのがフィリピン音楽の面白さ。

パーティーやフィエスタでは、こういう曲が流れると一気に会場のテンションが上がります。

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No.曲名アーティスト一言メモ
11Pare KoEraserheadsフィリピン・ロックの金字塔。「友達」をテーマにした国民的ロック
12LigayaEraserheads「幸せ」という意味のタイトル。明るいメロディが耳に残る
13AlapaapEraserheads90年代フィリピン青春の象徴。3曲連続でEraserheadsが来るのも納得の人気
14NoypiBambooフィリピン人としての誇りを歌った、愛国心あふれるロック
15ProbinsyanaVST & Company70〜80年代ディスコ全盛期のダンスチューン。今もパーティーの定番
16Munting AnghelIntrovoys「小さな天使」という意味。ミドルテンポで歌いやすく老若男女に人気
17Ang Huling El BimboEraserheads2時間のミュージカルにもなった叙情的な名曲。歌詞が映像的で美しい
18TadhanaUp Dharma Down「運命」という意味。インディーポップ系だが爆発的に広まった
19DatiSam Concepcion ft. Tippy Dos Santos「以前は」という意味のデュエット曲。映画主題歌として大ヒット
20CrazyApl.de.ap (Black Eyed Peas)フィリピン系アーティストが世界で躍動した証。現地でも誇り高く聴かれている

Eraserheadsは、フィリピンの「ビートルズ」と呼ばれているほどの伝説的バンドです。

解散後も人気は衰えず、再結成ライブには数万人が集まりました。

ケンタ
Eraserheadsって、フィリピンのビートルズなんですか!? それは知らなかった。

エンジェル
世代を超えて愛されていますよね。フィリピン留学中に現地の大学生と話すと、今でも「一番好きなバンド」に挙げる人が多くて、改めてその影響力を実感します。

【21〜30位】今フィリピンで話題の新世代OPMヒット

【21〜30位】今フィリピンで話題の新世代OPMヒット

近年、フィリピン音楽は大きく変わりつつあります。

R&B・シティポップ・インディーポップが混ざり合った「新世代OPM」が若い層を中心に急速に広まっていて、ストリーミング再生数も世界レベルになってきました。

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No.曲名アーティスト一言メモ
21Di Na MuliBen&Ben「もう二度と」という意味。フォークポップの新世代を代表する一曲
22LeavesBen&Ben英語タイトルながら感情はとことんフィリピン的。9人組バンドの代表曲
23PasilyoSunKissed LolaTikTok発で話題になったインディーポップ。「廊下」という意味の切ない恋愛ソング
24ParalumanAdieシンガーソングライター系の新星。透明感のあるギターが特徴
25Kathang IsipBen&Ben「想像の中で」という意味。失恋ソングとしてSNSで爆発的に共有された
26EreEraserheads実は新世代にも刺さる名曲として再発見されている「空気」という意味のナンバー
27MundoIV of Spadesファンク&ポップのミックス。「世界」という意味で明るくノれる一曲
28SelosZack Tabudlo「嫉妬」がテーマのR&Bポップ。20代のフィリピン人に絶大な人気
29BinhiGloc-9 ft. Ebe Dancel「種」という意味の子育てソング。感動系として幅広い世代に響く
30BuwanJuan Karlos「月」という意味のアコースティック曲。結婚式・告白シーンの定番になりつつある

Ben&Benは9人組のインディーフォークバンドで、フィリピン国内だけでなく台湾・日本・韓国でもファンが増えています。

フィリピン音楽が「アジアの共通語」になりつつある、という声も聞かれるようになりました。

フィリピン音楽を楽しむなら、この文化背景も知っておきたい

30曲をざっと見てみると、共通するテーマがあることに気づきます。

  • 愛・別れ・再会: フィリピンのポップス全体の半数以上が「愛の歌」といっても過言ではないほど、感情表現が豊かです
  • 英語とタガログ語のミックス: 同じ一曲の中で英語とタガログ語が混在する「タグリッシュ」スタイルが特徴的。英語だけでも聴きやすいのはこのためです
  • 家族や故郷への思い: バラードには「遠く離れた家族を想う」曲が多く、OFW(海外出稼ぎ労働者)が多いフィリピンならではの文化背景が反映されています
  • カトリックの影響: 歌詞に神への感謝や運命観が自然に織り込まれている曲も多く、信仰と音楽が切り離せない関係にあります

フィリピンのカトリック文化が恋愛・結婚観に与える影響についても別の記事で詳しく紹介していますので、音楽の歌詞の深みをもっと知りたい方はあわせて読んでみてください。

また、フィリピンで人気の映画・ドラマには、今回紹介した曲が主題歌になっているものも多く、映像と合わせて楽しむとより理解が深まります。

エンジェル
フィリピンの音楽を好きになると、自然とタガログ語への興味も湧いてきます。歌詞の意味を調べるだけで、日常会話に使える単語がどんどん増えていくんですよね。

こんな声も

編集部が一般的な傾向をもとに構成した声です。

個人差があることをご了承ください。

🧑‍💼
30代・フィリピン人パートナーあり

パートナーがよくBen&Benを流しているのを聞いていたけど、歌詞の意味を知ったら一気に好きになりました。タガログ語を勉強するきっかけにもなりました。

👩
40代・フィリピン留学経験者

セブ留学中にクラスメートとカラオケに行って、Eraserheadsを歌ったら一気に仲良くなれた。音楽って本当に国境を越えますね。

👨‍🦱
50代・フィリピン旅行リピーター

Regine VelasquezのライブDVDを現地で買ってきたら家族全員にはまってしまいました。日本でも十分楽しめるレベルの歌唱力です。

🧓
20代・フィリピン音楽初心者

TikTokでPasilyoを知ってから興味を持ちました。OPMってこんなにバリエーションがあるんですね、知らなかった。

※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。

フィリピン音楽にどっぷりハマりたい人・ちょっと聴いてみたい人へ

この30曲は「全部聴いてください」というわけではなく、目的に合わせて入り口を選ぶのがおすすめです。

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こんな人におすすめの入り口
フィリピン人の友人・パートナーと話したい1〜10位のOPMバラードをざっくり把握する
フィリピン旅行・留学前に文化を知りたい11〜20位のポップ・ロック系で気軽にスタート
最新のフィリピン音楽シーンを知りたい21〜30位の新世代OPMをストリーミングで聴く
タガログ語の学習に役立てたい歌詞が平易なBen&BenやAdie作品から
カラオケで盛り上がりたいEraserheads三部作(11・12・13位)を覚えれば無敵

タガログ語スラングや日常会話フレーズを覚えておくと、歌詞の意味がより自然に入ってきます。

音楽と語学を一緒に楽しむのは、フィリピン文化への一番の近道かもしれません。

また、フィリピンの音楽はフィエスタ(地域の祭り)と切っても切れない関係にあります。

現地のお祭りで生演奏を聴く機会があれば、ぜひ積極的に足を運んでみてください。

よくある質問

フィリピン音楽について、よく寄せられる疑問をまとめました。

Q

OPMとは何ですか?

A

Original Pilipino Music の略で、1970年代に生まれたフィリピン独自のポップス・ロック・バラードの総称です。英語・タガログ語・混合語で歌われ、現在も進化し続けています。

Q

タガログ語がわからなくても楽しめますか?

A

十分楽しめます。特に新世代OPMは英語混じりの曲が多く、初めての方でもメロディで感情が伝わる曲が揃っています。歌詞の訳を調べると、さらに深みが増します。

Q

フィリピン人のパートナーや友人に喜ばれる曲を知りたい

A

Kahit Maputi Na Ang Buhok Ko(Rey Valera)やHanggang(Wency Cornejo)は世代を超えて愛される定番です。相手の出身地・年代に合わせて選ぶと、より喜ばれる傾向があります。

Q

Ben&BenはSpotifyやYouTubeで聴けますか?

A

はい、Ben&Benをはじめ今回紹介した多くのアーティストはSpotify・Apple Music・YouTubeで公式配信しています。日本からも問題なく聴くことができます。

Q

フィリピンのカラオケでリクエストしやすい曲は?

A

Eraserheadsの曲(Pare Ko・Ligaya・Ang Huling El Bimboなど)は定番中の定番で、ほぼすべてのカラオケ機器に収録されています。バラードならRegine Velasquezの曲も確実に入っています。

まとめ:フィリピン音楽は「感情の宝庫」でした

調べれば調べるほど、フィリピンの音楽シーンの豊かさに驚かされました。

半世紀にわたって積み上げられたOPMの歴史と、今まさに世界へ羽ばたこうとしている新世代アーティストたち。

この両方が共存しているのが、フィリピン音楽の一番の面白さだと感じます。

目的別に、おすすめの入り口をまとめるとこうなります。

  • フィリピン文化の入門として: Eraserheads・Regine Velasquezから聴き始めると、歴史の深みがよくわかります
  • 最新のフィリピンを知りたいなら: Ben&Ben・Adie・SunKissed Lolaあたりから入ると、今のフィリピン若者の感覚に近づけます

フィリピンの「パキキサマ」文化を理解すると、なぜフィリピン人がカラオケや音楽を通じて人とつながることを大切にするのかも見えてきます。

音楽は、フィリピン文化への最高の入口のひとつです。

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