セブ島だけじゃない。フィリピンには「まだ見ぬ絶景」が7,000以上ある

フィリピンは7,100以上の島々から成る国です。
これだけ聞くと「どこに行けばいいの?」と迷ってしまいますよね。
多くの旅行者がまずセブ島を目指すのは当然です。
でも、セブ島の先にある離島の数々は、知る人ぞ知る本物の絶景が広がっています。
「世界一美しいビーチ」に選ばれた場所、手つかずの自然が残る秘境、日本人が島ごと購入したユニークな島まで。
今回は、フィリピン編集部が現地目線で本当に行ってほしい離島を7つ厳選しました。
ケンタ


ひと目でわかる!フィリピン離島の基本数字


まずは旅行を計画する前に、フィリピン離島めぐりの基本的な数字感を押さえておきましょう。
旅行予算の目安:離島めぐりはどれくらいかかる?


離島旅行の費用は、どの島を選ぶか・どんな宿に泊まるかで大きく変わります。
以下はセブ島を拠点に3〜5泊の離島めぐりをした場合の目安です(航空券除く・1人あたり)。



①パラワン島|「世界一美しい島」は本物だった


フィリピン離島といえば、まず外せないのがパラワン島です。
マニラから飛行機で約1時間。
過去に「世界で最も美しい島」に選ばれた実績を持つ、別格のアイランドです。
特に島北部のエルニドは圧巻です。
石灰岩の岩山がそそり立つ入り江に、エメラルドの海が広がります。
潮風と波の音だけが聞こえる静けさの中に、カラフルな熱帯魚やサンゴ礁が広がる水中世界が待っています。
ヨーロッパからの旅行者にも絶大な人気を誇り、ハイシーズン(11〜5月)には早めのホテル予約が必須です。






②ボラカイ島|東南アジアNo.1ビーチが集める熱狂
「東南アジアのベストビーチ」に繰り返し選ばれてきたボラカイ島。
その最大の武器は、約4kmにわたって続くホワイトビーチです。
砂は驚くほど細かくサラサラで、素足で歩いても熱くない。
夕暮れどきに砂浜がオレンジ色に染まる景色は、一度見たら忘れられません。
ビーチ沿いにはレストラン・バー・ショップが並び、マリンアクティビティも充実。
アクティブに遊びたい人にも、ぼんやり海を眺めて過ごしたい人にも、どちらにも応えてくれる島です。
③ボホール島|海だけじゃない。陸にも絶景がある島
セブ島から船で約2時間南へ向かうと、ボホール島に到着します。
フィリピン有数のダイビングスポットとして知られる一方、ここには海以外の絶景があります。
それがチョコレートヒルズです。
円錐形の小高い丘が1,000以上連なる、世界でも類を見ない景観です。
雨季には緑色だった丘が、乾季になると茶色に変わり、まるで無数のチョコレートが並んでいるように見えます。
治安が比較的良く、セブから日帰りでも行けることから、初めてのフィリピン旅行でも訪れやすい島です。






④シキホール島|開発されていないからこそ美しい
ターコイズブルーの海と白い砂浜。
観光地化が進んでいないシキホール島は、フィリピンの原風景に最も近い場所のひとつです。
開発が限定的なぶん、セブ島より物価が低めで過ごせるのも魅力のひとつです。
シュノーケリングやダイビングなどマリンアクティビティはしっかり整っており、野鳥や珍しい蝶に出会えることも。
「にぎやかなリゾートより、静かで本物の自然を感じたい」という方にこそ強くおすすめしたい島です。
⑤コロン島|水中に眠る「もうひとつの絶景」
エメラルドグリーンの透き通った海。
それがコロン島の第一印象です。
マニラから近くアクセスしやすいのに、手つかずの自然が残る「最後の楽園」として世界中から旅行者が集まります。
コロン島最大の見どころは、海の上だけではありません。
第二次世界大戦中に沈んだ沈没船(レック)が近海に多数現存しており、世界有数のダイビングスポットとして知られています。
難破船の周囲に広がるサンゴと魚の群れは、ダイバーでなくても息を飲む美しさです。
スキューバ未経験でも体験ダイビングで近づけるスポットもあります。
コロン島の観光スポットについては、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。
⑥カオハガン島|日本人が「島ごと購入」した知る人ぞ知る場所
セブ島からボートで約1時間。
カオハガン島には、ちょっと変わった来歴があります。
1991年、元日本人出版社社長がこの島を購入。
その後「何もなくて豊かな島」という著書を通じて日本でも広く知られるようになりました。
現在も日本人スタッフが常駐しており、日本語対応のツアーが充実しています。
フィリピン旅行が初めての方や、英語や海外移動に不安がある方にとっては、安心して島の自然を楽しめる選択肢です。
観光地化が進んでいない分、静かで落ち着いた時間を過ごせます。
⑦パンダノン島|セブから1時間の「隠れた楽園」


セブ島から船で約1時間。
パンダノン島は、青い海とホワイトビーチが静かに広がる小さな島です。
魚とサンゴの保護区にも指定されているため、シュノーケリングで見られる海中の豊かさは格別です。
透明度の高い水の中を、色とりどりの熱帯魚が泳ぎ回る光景は、初めて見ると思わず声が出てしまうほど。
セブ島を拠点とした日帰りツアーでも行けるので、セブ島のマリンアクティビティと組み合わせて楽しむのもおすすめです。
この旅、あなたに向いている? 向いていない?


7つの離島を紹介してきましたが、正直に言うと「全員に同じ旅がおすすめ」とはなりません。
選ぶ島と旅のスタイルによって、向き・不向きがあります。
こんな人には特におすすめ
- 「セブ島には行ったことがある、次の一歩を探している」という方
- ダイビングやシュノーケリングなどマリンアクティビティが好きな方
- にぎやかなリゾートより、静かで自然豊かな場所が好みの方
- ヨーロッパやアジアの旅行者が多い場所でも問題ない方
少し注意が必要な方
- 船移動が苦手な方(離島間は基本フェリー・高速船移動です)
- 設備の整ったホテルやショッピングモールが必須の方(小さな島は施設が限られます)
- 雨季(6〜10月)の渡航を検討している方(海況が変わりやすくツアーが中止になることも)
離島旅行の準備ステップ|初めてでも迷わない4ステップ


「行ってみたい」という気持ちを旅行に変えるための、現実的な準備ステップを整理しました。
現地を知る人たちの声
実際にフィリピンの離島を訪れた方々の声をいくつか紹介します。
- 「エルニドのラグーンは、写真で見るより実物の方がずっときれいでした。光の加減で水の色が変わって、言葉にならない美しさでした」(30代・男性・パラワン島)
- 「ボラカイのホワイトビーチは、夕暮れに歩くのが最高でした。砂がさらさらで本当に白くて、ハワイとはまた違う感動がありました」(40代・女性・ボラカイ島)
- 「カオハガン島は日本語が通じるスタッフがいて、初めての海外一人旅でも全然不安じゃなかったです。次は別の島にも挑戦したい」(20代・女性・カオハガン島)
よくある質問
フィリピン離島旅行でよく寄せられる質問をまとめました。
フィリピンの離島は一人旅でも安全ですか?
ボラカイやボホール、パラワンのエルニドは観光インフラが整っており、一人旅の旅行者も多いです。ただし夜間の移動や人気のない場所は避けるなど、基本的な注意は必要です。カオハガン島は日本人スタッフ常駐で特に安心感があります。
ベストシーズンはいつですか?
乾季にあたる11月〜5月が全体的におすすめです。海の透明度が高く、島間の船移動も安定しています。雨季(6〜10月)はツアーが中止になるケースもあるため、初めての方は乾季を選ぶと無難です。
セブ島から日帰りで行ける島はありますか?
ボホール島(船で約2時間)、カオハガン島・パンダノン島(いずれも約1時間)はセブ島を拠点に日帰りで訪れることができます。ツアー参加なら手配も簡単です。
英語が話せなくても大丈夫ですか?
観光地であれば基本的な英語は通じます。カオハガン島は日本人スタッフが常駐しているため日本語対応可能です。旅行前に簡単な英語フレーズを押さえておくと、より楽しめます。
フィリピン旅行のお土産は何がおすすめですか?
ドライマンゴー、バナナチップス、カラマンシー石鹸などが定番人気です。詳しくは当メディアのお土産特集記事を参考にしてください。
まとめ:フィリピンの絶景は、セブ島の先にこそある
今回紹介した7つの離島を、最後に一覧で振り返っておきましょう。
| 島名 | 特徴 | おすすめタイプ |
|---|---|---|
| パラワン島(エルニド) | 世界一美しい島・石灰岩の絶景 | 冒険・秘境好き |
| ボラカイ島 | 東南アジアNo.1ホワイトビーチ | リゾート・ビーチ好き |
| ボホール島 | チョコレートヒルズ・ダイビング | 初心者・家族向け |
| シキホール島 | 手つかずの自然・物価が安い | 静けさ・コスパ重視 |
| コロン島 | 沈没船ダイビング・エメラルドの海 | ダイビング愛好者 |
| カオハガン島 | 日本人所有・日本語スタッフ常駐 | 海外旅行初心者 |
| パンダノン島 | サンゴ保護区・セブから日帰り可 | シュノーケリング好き |
フィリピンに来たら、ぜひセブ島を飛び出してみてください。
それぞれの島に、他では絶対に出会えない景色と時間が待っています。
セブ島を拠点にした観光スポットについては、こちらのエリア別完全ガイドで詳しく紹介しています。
離島との組み合わせ旅行の参考にどうぞ。
また、旅行前に基本的な現地フレーズを覚えておくと、離島でのコミュニケーションがぐっとスムーズになります。
フィリピン旅行で使える英会話フレーズ50選もあわせてチェックしてみてください。
お土産選びで迷ったときは、フィリピン人おすすめのお土産15選が参考になります。











