この記事を書いた人
ケンタ
元フィリピン留学エージェントとして、留学の斡旋・カウンセリング業務に携わってきました。フィリピンへの渡航歴は10回以上、セブ・マニラなど複数の都市を実際に訪れています。
TOEIC900点を保有しており、語学学習や英語力の伸ばし方についても、実体験を踏まえてお伝えできます。
「フィリピンGO!」では、こうした現地エージェントとしての実務経験と渡航経験をもとに、留学・観光・現地生活のリアルな情報を紹介しています。
「とりあえずマンツーマンにしました」——それ、本当に合ってますか?

フィリピン留学を検討するとき、多くの人がなんとなく「マンツーマンの方が効果ありそう」と思って選んでしまいます。
でも実際に調べてみると、「マンツーマンにしたのに全然話せるようにならなかった」「グループで正解だった」という声が、思いのほか多いんです。
選び方を間違えると、お金も時間も思うように活きません。
この記事では、よくある失敗パターンと、自分に本当に合うスタイルの見つけ方を一緒に整理していきます。
ケンタ


まず数字で整理——グループvsマンツーマンの実態


「マンツーマンが多ければ多いほどいい」とは言い切れません。
まず基本的な数字の違いを確認してみましょう。
よくある失敗パターン——なぜ「選び間違い」が起きるのか


調べてみると、授業スタイルの選択ミスには、いくつかはっきりしたパターンがありました。
- 「マンツーマンを増やしすぎて集中力が続かなかった」:1日6〜8コマすべてマンツーマンにすると、先生と二人で話し続ける時間が長く、慣れていない人には想像以上に消耗します。午後には頭が真っ白になる、という声は珍しくないようです。
- 「グループにしたら自分だけレベルが合わなかった」:グループのレベル分けは入学時のテストで決まりますが、学校によっては分け方が粗く、レベル差が大きなクラスになることも。
- 「費用を抑えようとグループ中心にしたら、話す時間が足りなかった」:グループは費用が安い分、一人当たりの発言機会が減ります。消極的な性格の人ほど、グループでは黙ってしまいやすいです。
- 「目的が曖昧なまま選んだ」:TOEICスコアを上げたいのか、旅行英語を身につけたいのか、仕事で使える英語を鍛えたいのか——目的によって最適なスタイルは変わります。ここがぼんやりしていると、どちらを選んでも効果が出にくくなります。
フィリピン留学でよくある失敗エピソードをまとめた記事も参考になります。
選択ミス以外のトラブルもあわせて確認しておくと安心です。



2つのスタイル、費用はどれくらい違う?


費用の差は「劇的に大きい」わけでも「ほとんど変わらない」わけでもありません。
目安として知っておくと、バランスを考えやすくなります。
以下はセブ島の語学学校を例にした、4週間滞在の費用目安です(学費・寮費・食費込み、渡航費別)。
学校や時期によって変動します。
こんな声も:実際どちらを選んで、どう感じた?
編集部が一般的な傾向をもとに構成した声です。
実際の留学経験者に多く見られるパターンをまとめました。
マンツーマンを多めにしたら、恥ずかしがらずに話せるようになったのが一番の収穫でした。ただ、午後は疲れ果てて授業が頭に入らない日もあって、もう少しグループを混ぜれば良かったかもと思っています。
グループ中心にしてコストを抑えたのですが、クラスで積極的な人についていくのが大変でした。もっと自分から発言する練習をしてから来ればよかったです。
マンツーマンでリーディングとリスニングを集中的に見てもらえたのが良かったです。グループだとスコアアップに直結する学習はしにくかったかもしれません。
グループ授業で若い留学生と一緒に学ぶのは刺激的でした。ただ、発音矯正はマンツーマンでないと細かく見てもらえないと感じて、途中からコマ数を増やしました。
※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。


渡航前にオンラインで試してみるのも、一つの賢い準備法ですよ。
あなたはどちら向き?タイプ別チェックリスト
一言でいうと、「話す量より質を上げたい人はマンツーマン、刺激と発言の場を求める人はグループ」が基本的な目安です。
ただ実際はもう少し複雑なので、以下を参考に自分のタイプを確認してみてください。
| こんな人はマンツーマン向き | こんな人はグループ向き |
|---|---|
| 人前で話すのが苦手・緊張しやすい | ディスカッションで揉まれたい |
| 発音・文法を徹底的に直したい | 多国籍の友人を作りたい |
| TOEIC・英検など資格対策がメイン | 日常英会話・旅行英語で十分 |
| 短期間で集中したい(2週間以内) | 長期でじっくり慣れたい(4週間〜) |
| 自分のペースで進めたい | 費用をできるだけ抑えたい |
また、マンツーマン授業がなぜ英語力を伸ばすのか、その仕組みを掘り下げた記事も合わせて読むと、選択の根拠が固まりやすいです。






失敗しないための準備ステップ


「どちらが合うか」が分かったら、次は学校選びと準備を進める番です。
ここを丁寧にやるかどうかで、留学の満足度がかなり変わります。
英語レベル別・都市別の学校比較をまとめた記事も、学校選びの参考にしてみてください。
よくある質問
迷いやすいポイントをQ&Aにまとめました。
1日に何コマがマンツーマンだと「多すぎ」になりますか?
一般的には1日4〜6コマが多くの学習者にとって現実的な上限といわれています。それ以上になると集中力が持たず、後半の授業の効果が落ちやすい傾向があります。疲れやすい人は4コマ前後から始めるのが無難です。
入学後にマンツーマンとグループのコマ数を変えることはできますか?
多くの学校では週単位でコマ数を調整できますが、学校によっては変更不可・別料金になる場合もあります。入学前に変更ポリシーを確認しておくことを強くおすすめします。
グループ授業は何人くらいが理想ですか?
一般的には3〜5人程度が、発言機会と刺激のバランスが取れているといわれています。6人以上になると黙ったまま終わる人が出やすくなります。学校に事前に上限人数を確認しましょう。
英語力がかなり低くてもグループに入れますか?
ほとんどの語学学校では入学時にレベルテストがあり、初心者クラスから用意されています。ただし、学校によってはレベル分けの粒度が粗い場合もあるため、初心者の受け入れ実績が多い学校を選ぶと安心です。
50代・60代でもマンツーマン留学はできますか?
もちろんです。むしろ「自分のペースで丁寧に学びたい」という方にはマンツーマン中心のカリキュラムが特に向いています。体力面を考慮して1日のコマ数を控えめに設定する学校も多いです。
まとめ——「どちらが正解」より「どちらが自分に合うか」
グループとマンツーマン、どちらが優れているかという答えはありません。
調べれば調べるほど、「目的と性格と予算のかけ算」で決まるものだと分かってきます。
大切なのは「なんとなく」で選ばないこと。
目的を先に決めれば、スタイルは自然と絞られてきます。
迷ったら「最初の1〜2週間はマンツーマン多め、慣れてきたらグループを増やす」という段階的なアプローチも有効です。
実際、この組み合わせで手応えを感じる学習者は少なくないようです。
30〜40代の実際の留学体験をまとめた記事や、大人向けエリア比較の記事も読むと、学校選びのイメージがさらに具体的になりますよ。
フィリピンの語学学校は、選び方さえ間違えなければ、本当にコスパよく英語力を引き上げられる場所です。
ぜひ自分に合う一校を見つけてください。





渡航前にオンラインで試してみるのも、一つの賢い準備法ですよ。










