「現金派 vs カード派」どっちがフィリピンでは正解?

フィリピン旅行でお金をどう用意するか、地味に悩みますよね。
「全部クレカでいいんじゃない?」と思いきや、実は現金が使えない場面が想像以上に多いのがフィリピンの実情です。
屋台やローカル食堂はほぼ現金のみ。
トライシクル(三輪バイクタクシー)や地元の市場でも、カードリーダーが置かれていることはまずありません。
一方で、ショッピングモールやホテルでは逆にカードが主流だったりして、「どっちも必要」というのが正直なところです。
このページでは、両替・ATM・クレジットカードそれぞれの特徴を比べながら、実際にいくら現金を持っていけばいいかをわかりやすく整理しました。
旅行前にサクッと確認しておきましょう。
ケンタ


ひと目でわかる!フィリピン旅行のお金事情


まず数字でざっくり把握しましょう。
旅のスタイルや日数によって変わりますが、以下が一般的な目安です。
空港両替 vs 現地両替 vs ATM、結局どこが一番お得?


この3つの比較、旅行者が一番気になるポイントですよね。
結論から言うと、現地の両替所(モール内や街中)が最もレートが良いケースが多いです。
ただし「良いレート」を追いかけすぎて時間をロスするのも考えもの。
以下にそれぞれの特徴を整理しました。
| 方法 | レートの良さ | 手数料 | 利便性 |
|---|---|---|---|
| 日本の空港で両替 | △ やや悪い | なし〜低め | ◎ 出発前に準備できる |
| フィリピン到着空港 | △ 普通〜やや悪い | なし〜低め | ○ 到着直後に使える |
| 市街地の両替所 | ◎ 最も良いことが多い | なし〜低め | △ 移動が必要 |
| ATM引き出し | ○ 比較的良い | 150〜300円/回 | ◎ 24時間使える |
| クレカ決済 | ○ 中間くらい | 海外利用手数料あり | ◎ 大きな金額向き |
調べていて面白かったのは、フィリピンの空港両替所は「日本の空港よりはマシ」という声が多い一方で、市街地の両替所には及ばない、というのが定説になっているという点です。
2026年現在のフィリピンの物価や為替感覚については、こちらの記事で詳しくまとめています。
旅行前に合わせてチェックしておくと、現地での感覚がつかみやすくなりますよ。






日数・旅スタイル別「持っていく現金の目安」


実際にいくら持っていくかは、旅のスタイルで大きく変わります。
以下はあくまで目安ですが、参考にしてみてください。



やりがちな「お金のミス」と見落とされがちな落とし穴


経験者の声を調べていると、同じパターンの失敗が繰り返されていることに気づきます。
事前に知っておくだけで防げるものばかりです。
- 空港でまとめて全額両替してしまう:レートが悪いため、初日分の生活費(3,000〜5,000円相当)だけ換えて、残りは市街地でというのがセオリーです。
- ATMカードの海外利用設定を忘れる:出発前に銀行アプリで海外キャッシングを有効にしておかないと、現地で使えません。意外と見落としがちです。
- フィリピンのATMには対応していないカードブランドがある:VisaとMastercardはほぼ問題ありませんが、一部ネット銀行系カードは使えないATMもあります。
- 両替時に「コミッション不要」の表示を確認する:良心的な両替所はコミッション(手数料)ゼロが基本ですが、中には後から手数料を取る店もあります。
- 高額紙幣(1000ペソ札)は小さな店で嫌がられることがある:食事や交通費で使う場合は、あらかじめ100ペソ・200ペソ札に崩しておくとスムーズです。
フィリピン旅行の持ち物全体については、こちらの記事でTOP10形式でまとめています。
カードやモバイルバッテリーなど、お金まわり以外の準備にも役立つ内容です。
現金派?カード派?旅スタイル別どちらが向いているか


「全部カード」も「全部現金」も、どちらかに頼りすぎるのはリスクがあります。
タイプ別に整理しました。



こんな声も
編集部が一般的な傾向をもとに構成した声です。
実際の旅行者からよく聞かれるコメントを参考にしてください。
空港でとりあえず2万円分換えて、あとはモール内の両替所で追加しました。レートが全然違って驚きました。次は最初から街の両替所を使います。
BGCのホテルやレストランはほぼカードで済んだんですが、タクシーやちょっとした屋台は現金が必要で。結局3〜4日で1万5千円くらいの現金を使いました。
離島エリアはATMが少ないと聞いて、多めに現金を準備しました。実際、コロン島では使えるATMが限られていたので用意しておいてよかったです。
クレカのキャッシング機能を初めて使いました。手数料はかかりますが、レートが思ったより悪くなくて、現地両替より若干得だったかも。
※特定個人の発言ではなく、編集部が一般的な傾向をもとに構成した内容です。
旅行前にやっておきたい「お金の準備」ステップ


焦って空港でバタバタしないために、出発前にこの順番で準備しておくと安心です。
よくある質問
読者からよく寄せられる疑問をまとめました。
現金はどれくらい持っていけばいいですか?
3泊4日のミドルクラス旅行であれば、現金で3〜4万円相当(ペソ換算)が目安です。観光・アクティビティが多い場合や離島エリアへ行く場合はやや多めに見ておくと安心です。
フィリピンではどのクレジットカードが使えますか?
VisaとMastercardはホテル・ショッピングモール・レストランで広く使えます。ただし市場や屋台、ローカル食堂はほぼ現金のみです。AMEXは使えない店も多いため、メインカードとしては注意が必要です。
フィリピンのATMで日本のカードは使えますか?
BDO・BPIなど主要銀行のATMではVisaやMastercard対応のキャッシュカードが使えることが多いです。ただし機種によって対応が異なるため、複数のATMを試してみるのが確実です。
セブと マニラで現金の使い勝手に差はありますか?
マニラのBGCやマカティはカード決済が進んでいますが、セブの離島周辺やローカルエリアは現金文化が強い傾向があります。どちらに行くにせよ、ある程度の現金を常備しておくのが無難です。
ペソが余ったらどうすればいいですか?
日本の空港でペソを円に戻すことはできますが、レートは不利になることが多いです。帰国後のペソは次回旅行用にとっておくか、現地で使い切るようにプランニングするのがおすすめです。
まとめ:現金・ATM・カードは「組み合わせ」が正解
フィリピン旅行のお金事情を一言で言うと、「現金もカードも両方必要」です。
どちらか一方に頼りすぎると、必ずどこかで不便を感じる場面が出てきます。
基本的な方針としては、現地の両替所でメインを両替 + ATMは緊急バックアップ + 大きな支払いはクレカという組み合わせが、手数料・利便性のバランスとしてもっとも合理的です。
旅行前にカードの海外設定をオンにして、空港では必要最低限だけ両替しておく。
それだけで、現地でのストレスがかなり減りますよ。
実際にセブ島3泊4日でかかった費用の内訳を実例で公開している記事も合わせて読んでみてください。
現金の使い道がよりリアルにイメージできると思います。
長めに滞在を検討している方は、1か月滞在の費用感をまとめた記事も参考になるはずです。
旅行の長さによって、お金の管理戦略はまた変わってきますよ。














