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【2022年】台湾に移住してみて分かったことや事前準備を解説します!

2022年2月7日更新:台湾に移住してみて分かったことや事前準備を解説します!

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はじめまして!みみと申します。

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移住者

2020年7月に台湾に移住しました。現在は台湾人夫と台北でふたり暮らし、仕事はライターと日本語教師です。

義両親・祖母は私たち夫婦と同じマンションの階違いで生活しています。

今回は台湾に移住してみて分かったことや事前準備などについて詳しくお伝えします。

目次

移住のきっかけとその理由

移住者

現在結婚6年目。結婚5年目に台湾に移住しました。

私と夫は日本にある日本語ボランティア教室で出会い、1年半付き合い結婚。もともと日本で3、4年生活し、台湾へ移住する予定でした。

やっと夫の仕事が落ち着いたのが結婚5年目。ちょうどその頃、夫の祖母の介護も始まり台湾移住を決めました。

夫は長男でもあるため、いずれ台湾に住むことになるだろうと。

もちろん長男だから必ずというわけではなく、家庭によってそれぞれです。私は台湾移住を受け入れたうえで結婚しました。

また、当時台湾は新型肺炎が落ち着いている状況でもあって移住のタイミングだとも。

私は夫と出会うまえから、いつか海外で生活してみたい気持ちを抱いており、不安もありましたがこれから始まる生活にワクワクもしていました。

移住に必要な準備

テキスト, 手紙

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仕事

移住を見据えて日本語教師の資格を取得。

夫と付き合い始めて3ヶ月後に長年働いた会社を辞め、将来を見据え、日本語教師養成講座に通い始めることに。実は昔からやりたかった仕事でした。

そして結婚とほぼ同時に日本語教師としてのキャリアがスタート。

たまたま台湾人の学生さんが多い日本語学校で経験を積むことができ、その間台湾文化や中国語に触れたりしました。

その後しばらくして始めたのがライティングの勉強です。

移住者

ライターの技術があれば場所を問わず仕事ができますし、きっと何かの役に立つだろうと思いました。

数年かけて準備した日本語教師とライターの仕事。

台湾で活かすことができています。夫は台湾で一から就職活動をしました。

お金

移住者

移住に際し、私たちは夫婦で最低200万円は必要だと考えました。

内訳は家賃と中国語語学学校の学費、そして当面の生活費です。語学学校の1年間の費用は約50万円。

支払いは3ヶ月ごとの分割。結果的に新型肺炎の影響で学生が集まらず9ヶ月で修了しました。

そのため用意していた残り3ヶ月分の学費は不要となりました。

すでに台湾で就職先が決まっていたり語学学校に通う必要がなかったり家賃などの圧迫がなければ、もう少し低い額で移住できると思います。

移住は数年前から考えていたこともあり、計画的に節約、貯金していました。

移住なので必要なもの全て台湾へ持って行くことになります。

荷物のほとんどを船便で送ったのですが、20箱で送料は10万円超え!

郵便局には「おまとめ割引」もありますので賢く使ってくださいね。

最初知らずに分けて送っていて、損してしまった苦い経験があります。

ビザ

移住者

ビザに関しては居留ビザを取得し、台湾に入国しました。

ビザ取得のために警察本部へ無罪証明書を取りに行ったり、健康診断を受けに行ったり、戸籍謄本を地元から取り寄せたり。

仕事をしながらの準備は大変!しかし、手続きはスムーズに進みました。

書類提出から3営業日で居留ビザは取れたように思います。

新型肺炎の状況によっては台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)での手続きに事前申し込みが必要な場合もありますので、ご自身でお確かめくださいね。

また申請が多い時期には1週間以上かかる可能性もあります。

陰性証明書取得

空港で駐車した飛行機

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移住者

2020年6月29日搭乗分より、台湾に入国するすべての外国籍の人に陰性証明書取得が義務付けられました。

私と夫の搭乗は7月2日。陰性証明書必須は突然の発表だったこともあり、検査できるクリニックの情報は外務省HPにも台北駐日経済文化代表処HPにもまだ記載はなし。

どうにか自分で調べてとあるサイトにたどり着き、たまたま在住圏内に1軒だけ渡航に特化したクリニックが見つかり、電話予約をしてタクシーに飛び乗りました。

検査費用は唾液と粘膜2種類で計5万円でした。

かなり高額ですが、悩んでいる時間は私にはありませんでした。

現在は国籍関係なく入国者全員陰性証明書が必要です。しかし、当時は外国籍の入国者のみ証明書が必要。

この情報はFacebookの台湾関連の投稿で知りました。

移住する人はとにかく情報を得るようにしてください。

テレビでも大々的に報道されていない段階でしたので、あのときネットを見ていなければ飛行機に乗れなかった可能性が高いです。

エージェントや所属企業を通しての移住ではない限り、誰も有力情報は教えてくれません。

もちろん外務省、台北駐日経済文化代表処、航空会社からも陰性証明書についての通達はなく、飛行機に乗れなくても残念ながらそれは自己責任になります。

普段から検索する癖をつけておいてよかったと思っています。検索すればネットにはたくさん有力情報が載っています。

生活費

移住者

台湾での生活費は夫婦合わせて15万円弱/月です。

台北市でふたり暮らしであれば10万円前後が平均です。

生活費は光熱費や食費、交際費、雑費など含めトータルで15万円

旅行をすればもう少し上がりますが、特にイベントがない場合はだいたい上記金額です。

給料の3分の1が家賃といわれる日本に対し、台北市内で理想の物件を探そうとすると給料の半分が家賃に消えてしまいます。それもあって親と同居している人も多いのではないでしょうか。

我が家も家賃を抑えるためにかなり妥協しました。

網戸は緩くて蚊は入ってくるし、玄関ののぞき穴は汚れていて来訪者が見えず、のぞき穴の役目を果たさない。

隣人がエアコンを使うとうちの壁と床の間から水漏れが…。大家さんと要相談で直せるところは直してもらいました。

家賃を考えると家の条件は日本のほうがいいですね。

その反面、食費に関していえば、外食は1食100円で済ますこともできます。

サンドイッチとサラダ

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皿に盛られた料理

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また台湾のドリンクスタンドでは100円台で気軽に飲めます。

日本で売っている台湾ドリンクは少し高いですね。

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スーパーの野菜の値段は日本とあまり変わりません。

しかし、物価を考えると高く感じます。市場では安くて新鮮な野菜も揃っていますが、値札がないお店や台湾語が飛び交うこともしばしば。

また1斤(600g)で計算するお店も多く、慣れるまで市場はハードルが高い印象です。

とは言っても日本では見かけない珍しい野菜や果物が買えたり、水餃子専門店もたくさんあったりでおいしいものには困りません。

複数の野菜とフルーツ

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グラフィカル ユーザー インターフェイス, Web サイト

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語学学校

文字の書かれた紙

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台湾で通う中国語語学学校のほとんどは大学付属の語学センターです。

学校の候補はいくつかありましたが、毎日通うこともあってうちから一番近い学校にしました。

移住者

評判もよく、実際入学してからも熱心な先生ばかりでよかったと思っています。

語学センターに留学している人もいれば、私のように移住組もいます。

あるいは大学に正規留学として来ている人が3ヶ月だけ語学学校で中国語を勉強することも。

国の奨学金で来ている留学生たちは台湾と国交がある国の人が多かった印象です。

そのため、グアテマラやホンジュラス、セントビンセントなどの国の人とも知り合うことができました。

普段の生活では知り合えない貴重な機会でした。

入学後には、まずレベルチェックがあります。通常は学校へ行きレベルチェックを行うのですが、新型肺炎の影響もありオンラインで筆記と口頭試験がありました。

入学後は小テスト・宿題に加え、中間テストや期末テスト、それにプレゼンテーション、寸劇などの準備に日々追われていました。

授業は平日8時~11時の3時間。お昼ご飯を食べて夜20時まで図書館にこもって勉強することもあります。

そのため毎日勉強でぐったりしていました。学校によっては2時間/日のゆったりコースもありますので、ライフスタイルに合わせて中国語を学ぶことができます。

また、日本人に特化した語学スクールも台湾にはあります。その点も日本人にとって台湾が暮らしやすい理由のひとつです。

語学センターには麺線や湯圓というお団子を作る特別授業もあり楽しかったです。

ただ、授業は3ヶ月ひとりの先生が担当するため、先生との相性や教え方が合わないと少し辛いかもしれません。

実際合わない先生もいましたが、「自分のゴールはここではない」と思い、中国語が話せている未来の自分を思い描いて勉強していました。

教科書には台湾を含む中華圏の文化についても触れられており、実生活でも役に立ちよかったです。

言葉やそれに付随する文化背景が分かると海外生活の不安は軽減します。また学校に通うことでコミュニティに所属し、安心感も得られました。

移住して良かったこと

まず良かったのは価値観を広げることができたことです。語学学校ではいろいろな国の人と知り合えました。

また、義祖母のヘルパーさんはベトナムの方。

普段からさまざまな国の人と接することで自分を見つめなおすこともできます。

そして台湾人といえばフレンドリーで自分らしく生きている印象!

移住者

石橋を叩いて渡ろうとする私に台湾の人はいつも「没関係、慢慢来(ゆっくりで大丈夫よ)!」と声を掛けてくれ、肩肘張らなくてもいいんだとリラックスさせてくれます。

また、無理に流行を追った髪型や服装をする必要もなく、自分が好きな格好をすればいいのも気楽でいいですね。自分らしくいていいんだという気持ちになります。

移住して大変だったこと

ひとことで言うと価値観の違いです。

完璧でない状態で家を貸したり、仕事中にスマホに夢中になって接客をしなかったり。

しかし、借りた家に多少問題はあるもののちゃんと住めるわけですし、改善もしてくれます。

そしてお店ではお客さんが質問をしたらスマホをしてる手を止め、当たり前ですが接客をします。

つまり、私は完全に日本の価値観で台湾を見ていたのです。日本の物差しで台湾を測ること自体間違っていると気づきました。

簡単に価値観を変えることはできませんが多角的に物事を見ることができるようになりました。

台湾移住をお考えの方へアドバイス

移住者

台北で家探しをする場合、かなりの妥協点が出てきます。

591という家探しサイトは日本にいても見られますので、自分の中で譲れる・譲れない条件を考えながら見ておくと現地でスムーズに物件探しができると思います。

https://www.591.com.tw/

物件に限らず、たくさん情報収集しておくことをおすすめします。

そして大切なのが異文化に馴染めるメンタルを持つことです。これには私自身かなり苦労しました。

今も壁にぶち当たっています。必要なときははっきり「No」と言わないと表情から読み取るなんてしてくれません。

「No」と伝えるのは失礼だと思っていましたが、それよりも曖昧な態度のほうがよくないと学びました。

まさに異文化です。そして「No」の伝え方にも「沒辦法(メイバンファー)=自分ではどうすることもできない」など、実はいろいろな表現方法があります。

移住者

慣れない環境で自分を保つためにも、おいしいスイーツを食べるなどして自分にご褒美をあげてくださいね。この記事が海外移住をお考えの方のお役に立ちますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。

もっと台湾の事を知りたい方へ!

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