自己紹介
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はじめまして!くまごんと申します。
私は結婚を機にアメリカのオクラホマ州に移住し、今年で在米歴2年目になります。
まだまだ知らないことや分からない事も多いですが、渡米するまでも渡米してからも色々と苦労することがあったので、自分自身の体験をシェアして、アメリカへ移住を検討している方へ少しでも誰かのお役に立てたらと思っております。
ぜひ最後までお読みください!
私が移住したオクラホマ州はここ
アメリカへ移住した時期
アメリカへは2020年の秋に移住しました。
コロナの真っ只中でしたので、本来予定していたよりも少し遅れての渡米となりました。
アメリカへ移住したきっかけは結婚!
アメリカへ移住することになったきっかけですが、大学生からお付き合いしていたアメリカ人の彼と結婚することになり、日本かアメリカかどちらに住むか相談したうえで、私がアメリカに移住することに決まり、手続きを始めました。
移住するまではとても大変でした
移住するまでは3年間ほど遠距離恋愛をしていました。
お互い働いてもいたので、そんなに頻繁に会うこともできず、大変でしたが、
Skypeなどのコミュニケーションツールを使って、こまめに連絡などを取り合っていました。
また、移住する際に私たちはK1ビザというビザを選びましたが、その手続きが大変で、コロナの影響もあり面接がストップしてしまったり、いつ渡米できるか分からない状況が続き、
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この時は精神的にもとても大変でした。
移住する際に準備したもの
K1ビザの手続き
私たちは弁護士さんなどには頼らずに、自分たちで全て手続きや書類集めを行ったので、なかなか大変でした。
初めにI-129Fという申請書と必要書類をUSCIS(アメリカの移民局)に提出します。
詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-typek.asp
その際には、なるべく本当の交際関係があることを示すために、二人で撮った写真などを複数枚添付するとよいと言われています。私たちも2人の思い出の写真をいくつか添付しました。
提出後はひたすら承認されるまで待ちます。
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この待ち時間もいつ承認されるか分からない不安でしんどくなりますが、今のうちに日本での生活を楽しむように、家族や友達と楽しい時間を過ごすことに集中するのがお勧めです!
提出した書類がUSCISで承認されたあとは、NVCというビザセンターに送られ、そこから日本のアメリカ大使館へ書類が転送されて、大使館での面接を経て無事ビザゲットとなります。
私の場合は、コロナの影響でこの最後の大使館での面接がストップしてしまい、アメリカに行きたいのに行けないもどかしい日々が続きました。
面接を待っている間はビザ発行に必要な健康診断を受けました!
こちらが保険適用外で全て自費のためお値段が高く、6万弱ぐらいしたかと思います。
採血や採尿、身長・体重・血圧の測定などと予防接種が主な内容です。
予防接種は自身の接種歴にもよりますが、私の場合は風疹・麻疹混合、おたふく、Tdapの3本を打ちました。
私は注射が苦手なので前日は緊張でなかなか寝れませんでした。。
結局は2020年の夏に面接が再開し、秋に面接を予約して、そのまますぐ渡米というスケジュールとなりました。
本来であれば、2020年の夏頃渡米で考えていたので、少し遅れましたが、コロナの影響は少なかった方かと思います。
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面接時は二人の出会いや結婚式の予定などについて簡単に質問されますが、カジュアルな雰囲気なので、そこまで緊張する必要はありません!またここでも、二人の写真などを提示すると、交際関係を証明する証拠となるのでお勧めです。
面接からはプロセスが早く、だいたい一週間程度で手元にビザが届きました!
役所等での手続き
日本出国前に役所での様々な手続きをする必要があります。
もちろん人によって手続きは変わってくるかと思いますが、主なものとして、住民税の支払い、住民票を抜く、年金の支払い、年金の脱退、健康保険の脱退、確定申告の提出、免許の更新などが挙げられます。
後からやり残したことのないように、出国前にきちんと全ての手続きを完了することが重要です。
アメリカに持っていくものの準備
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こちらも人それぞれになるかと思いますが、私個人として持ってきてよかったもの、持ってきた方がよかったものを下記に箇条書きにしますので、これから移住される方の参考になれば嬉しいです!
常備薬
アメリカの薬は成分が同じでも成分量が多く、強い薬が多かったり、錠剤が大きくて飲みづらいものが多いです。
飲みなれた日本の常備薬の持参をおすすめします!
基本的な調味料
アメリカでは売っていなかったり、売っていても高額なケースがほとんどです。
嵩張らないものは日本から持参をお勧めします!
私はだしの素、味の素、鶏がらスープの素、コンソメなどを持参しました。
印鑑と朱肉
使わないと思うかもしれませんが、意外に使う場面もあり、また、アメリカでは入手しづら いので持参をお勧めします!
私が実際に使った場面としては、日本の領事館に婚姻届けを提出する際と、日本の会社と仕 事の契約を結ぶ際に使用しました。
結局使わなくても嵩張らないし、持ってきておいて損はないかもです!
アメリカオクラホマ州の生活費は?
オクラホマ州はアメリカの他の州と比べてかなり家賃などが安いです!
田舎というのもあると思いますが、家賃が安いのは大変助かります。
私たちは1ベッドルームのアパートに住んでいますが、家賃はだいたい月800ドル(日本円で8万円ちょっと)程度です。
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私たちはオクラホマ州の州都であるオクラホマシティに住んでいますが、もう少し郊外に住めば、更に安く済ませることができます。
外食などに関しては、チップを払う必要があり、日本のように安くて美味しいお店はなかなかないという印象です。
マクドナルドですら、チップなしでも日本より高いなと感じます。
ですので、なるべく自炊を心がけています!
オクラホマは田舎ですが、一応アジアンマーケットがあるので、日本の食材も手に入ります!
だいたい食費には二人で月600ドル程度(6万円ちょっと)使っています。
その他には電気代が月100ドル、インターネットが100ドル、携帯電話も100ドル、
洗濯機レンタル代が40ドル、その他交際費など諸々で、
オクラホマで2人暮らしの場合の生活費はだいたい月にトータル3000ドル弱(30万円弱)となります。
アメリカオクラホマ州に移住してよかったこと
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私はずっと東京都で育ったこともあり、オクラホマの自然が豊富でのんびりしたところはとても魅力的だと感じています。
公園を歩いていれば、野生のウサギやシカなどを見ることができて、都会では経験できなかった体験ができていると思います。
また、家賃が安く、家が広いのも嬉しいポイントで、都内に住んでいたときはとても狭いマンションで同額の家賃を払っていたので、アメリカでアパートといえども、リビング、キッチン、バスルーム、ベッドルームなど十分なサイズのある部屋でくつろげるのは快適だと感じています。
また、食洗機や乾燥機、フードディスポーザーがあり、家事が楽ちんなのも助かるポイントです。
あとは田舎なのもあるかもしれないですが、あまりファッションやメイクなど気にする人が少ないため、Tシャツとジーパン、ノーメイクなどで気軽に外に出歩けるのも、日本の都会住みだった私にはありがたいポイントです。
アメリカオクラホマ州に移住して大変だったこと
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たくさんあります!(笑)
まずは車の運転ですね!
田舎なので車がないとどこにも行けず、車の運転は必須になります。
田舎の州でなくても、アメリカは基本的に車社会なので車は必須です。
日本でペーパードライバーだったので、免許の取得時も苦労しましたし、今でも毎回怯えながら日々練習しています。
早くもっと慣れたいなと思っています。
次に、職探しも大変でした。
日本であれば気になる仕事も割とすぐ見つかるし、そんなにこだわりが強くなければ、ある程度のお仕事ができたと思うのですが、こちらではアメリカの大学も出ておらず、英語力もビジネスに通用するレベルではないため、なかなか職探しが大変です。
色々応募したり面接を受けて、結局はフリーランスの翻訳家として今はメインで働いています。
最後にグリーンカードの申請です。
こちらもまた膨大な書類を集めて、USCISに提出しなければならず、大変でしたが、田舎だったのもあるのか、割とプロセスはスムーズに進みました。
ただ、K1ビザの場合、このグリーンカードが降りるまで、免許が取れない、仕事ができない、国外に出れないという状況になるため、家でずっと悶々とする日々も多かったです。
このような状況を避けるために、K1ビザではなくて、配偶者ビザを選択することもおすすめです!配偶者ビザですと、渡米後すぐにグリーンカードがもらえるので、すぐに働いたり免許を取得したりできます。
ただ、配偶者ビザの方がK1ビザよりも発行に時間がかかるため、渡米の時期は遅くなってしまうかもしれません。
渡米後に働いたりできなくてもいいから早く渡米したいという人はK1ビザ、渡米後にすぐ働いたり免許を取得したりしたいという方には配偶者ビザがお勧めです。
州によっては、グリーンカードがなくても免許が取得できる州もあるようですが、オクラホマはダメでした。
アメリカ移住を検討している皆さんへのアドバイス
アメリカ移住と聞くと、周りからうらやましがられることもありましたが、実際に移住してみると大変なことも多く、苦労することも多いと思います。
ですが、やはりアメリカの雄大な自然やフレンドリーな国民性など魅力的なところも多々あります。
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渡米の準備などは本当に大変だと思いますが、貴重な日本での時間を楽しみながら、やり残したことがないようにして、渡米日を迎えてほしいと思います。
この記事が少しでも誰かのお役に立てたら嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。