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アメリカ・ニューヨークに移住するまでの流れを移住者が語ります!

留学プラス

今回はアメリカ・ニューヨークに移住した堀田様に移住に関する体験談をシェアして頂きました!それでは見ていきましょう!

目次

移住先

移住した国はアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市になります。

(現在はマサチューセッツ州に引っ越しています。)

移住の経緯

まず初めに渡米した時期は日本の大学4年を卒業後の8月で、アメリカの大学9月入学にあわせて留学しました。

日本の大学の単位を移行することができたので編入という形で入学し、9月からの授業は3年生と4年生の単位を取得し卒業しました。

その後、学位を取るとOPT(オプショナルプラクテカルトレーニング)で企業研修という形で一年間米国内にて働くことが出来るので、フルタイムの仕事をニューヨークで見つけ日系企業で働きました。

この時に、米国でOPTが終了したあとも引き続きフルタイムとして働ける企業を就職活動で見つけワークビザをサポートしてもらいそのまま米国に滞在することにしました。

移住したきっかけ

移住したきっかけは、日本の大学で学んだ異文化(特に米文化や中南米文化など)や福祉、開発などの分野に興味があり、アメリカの大学でより深い知識と研究を続けるために留学したいと思っていたことです。

卒業後、アメリカでの生活を続けたいという強い思いが芽生え、就職先もアメリカで見つけたことで移住が決定的になりました。

移住までの流れ

まず大学への編入で学生ビザ(F1ビザ)を取得して、米国内のニューヨークの大学を卒業しました。

卒業後は前述のOPT(オプティカルトレーニングビザ)にて一年間フルタイムで企業研修生として日系企業で働きました。

その間に、同じ企業でワークビザの申請もできたのですが、別の会社に就職が決まり、その会社を通してワークビザ(H1ビザ)を申請して頂きました。

ワークビザは2度更新しましたが、その間に同時に同じ会社を通してグリンカードのスポンサーにもなって頂いたので途中からはグリンカードの取得のプロセスに切り替えました。

会社でのグリンカードの申請中に米国人と結婚が決まり、就労ベースでのグリンカードも最終段階を迎えていたのですが、配偶者ベースのグリンカードの方がより早くグリンカードを取得できるとのことで移民弁護士からの助言もあり、米国人配偶者を通してのグリンカードの取得へ切り替えて取得致しました。

移住までに準備したこと

まず留学の際に準備したものは当面の現金と一か月分の生活費になります。

金額は10万円ぐらいです。

初めのセメスターでの学費や寮費などは事前に払い込みが終了しており、大学にいる間はほぼ出費がなく、大学の寮でのダイニングホールでの一日三回のミールプランや文具、交通費などが主に使用するお金でした。

のちに車を購入したのでこのお金は日本から送金という形で両親に送ってもらい中古の車を購入しました。

金額はだいたい100万円ぐらいの2,3年おちの中古のシボレー(アメリカの車)を中古車ディーラーから購入しました。

大学での寮生活も途中でオフキャンパスでのアパートを借りることにして、通学型に切り替えました。

当時の一か月のアパートの家賃は1000ドルでクイーンズというマンハッタンから少し離れた地区ですが、大学まで通学できる距離の場所を選びました。

大学を卒業後就職が決まった後は、お給料で生活することになったのと職場がマンハッタンだったので、マンハッタンのマンションに引っ越しました。

マンハッタンの家賃はクイーンズよりも高く当時ワンベッドルームで2000ドルぐらいでしたが、残業などがあることを考えると地理的にもオフィスから近い場所を選んで正解だったと思っています。

月々の生活費

今現在の毎月の生活費ですが、結婚して家は既に主人が以前(独身時)に購入していてローンがかかっていないため、主に食費、光熱費や子供の学費、習い事、車の維持費、職場への交通費などです。

食費は月に300ドルぐらいです。

(日系のスーパーなどで日本の食材を購入すると出費はかさみます。)これらにかかる出費は主人と折半しています。

子供は一人おりますが、私立に通わせているため、子供の教育費がかかっています。

ただ公立に通えば学費はかかりません。アメリカだと教育水準の高い学区に居住することによりレベルの高い公立校に通えるのでそのようにされていらっしゃる方も多いです。

ただその分その学区のアパートや一軒家の値段は高いです。

また、夏休みはサマーキャンプといって、子供が夏の間に参加できるプログラムに入れているため、このプログラムの参加料金がかかります。

プログラムにより料金も変わりますが、我が家は一週間に$800から$1000ぐらいかかるところに参加させています。

特に共働きの場合は学校が夏休みに入ると、サマーキャンプに子供を参加させる家庭が多く、我が家もアメリカの夏休みが始まる6月末ぐらいから8月半ばぐらいまで参加させております。

ただ年によっては日本への一時帰国をするので、2,3週間ぐらいは日本へ行っており、その場合はキャンプ代は日本への飛行機の往復運賃や日本での滞在中の出費となります。

移住してよかったこと

移住してよかったことは、アメリカだと比較的土地が広いため、住居環境、学校の校庭や公園など自分にとっても子供にとってもスペースが十分に取れるところがよいこと、学校の先生や近所の人もとても親切で過ごしやすいことです。

また、現在の職場は勤務時間がほぼ既定の労働時間内で終了するので勤務終了後の予定が立てやすいことと、休暇の取得もしやすく、子供との時間や自分の時間が十分に持てることです。精神的にもスペース的にも余裕ができました。

移住して大変だったこと

移住して大変だったことは、海外で住むということは外国人としてその国に住むということなので、やはりハンデがあります。

まず言語ですが、母国語ではない言語で生活することになりますので日本ではすぐにわかるようなものもウェブサイト上で英語でサーチしたり市区町村などへ電話をしたりして確認しながら自分の得たい情報や必要事項など収集することに時間を費やすことも多々あります。

生活習慣などの相違があることもあり、お店の人や同僚などと価値観の相違にあい、とまどうこともあります。

特に日本のサービスは比較的均一でかつレベルが高いですが、それが当たり前だと思っていると遅いサービスやぞんざいに扱われることもあり驚くかと思います。

移住しても取得するビザの種類によっては期限もあるものもあり、ステータスを維持するのが大変です。

加えて、現地の国籍を取っていない場合、ビザや永住権で暮らすことになりますが、選挙権がないことや、相続などの税率に関して市民権を持っている方が有利な場合があります。

かといって、自己の志望で成人後に現地の国籍を取った場合、二重国籍が許されていないため、日本の国籍を失うこととなるので今のようにコロナで外国人がビザを取らないと日本に入国できない状況になることを考えると他国の市民権をとることに躊躇します。

特に両親の病気で介護が必要になった時には日本の家族との距離が物理的に遠いことも問題になりました。

これから移住を考える人へのアドバイス

これから移住したい方へ向けてのアドバイスですが、まず移住をすると決めたら念入りに十分な時間を取ってビザの下調べを始めることです。

移住できるビザは取りやすいのかどのくらい期限があるのか、もしくは将来的には永住権が取れるのか、取得にはどのぐらい金額がかかるのか、家族がいる場合には家族が取りやすいのかなどです。

次に必要なのは、移住したい国や都市の物価や仕事がみつけやすいのか(もし働く場合)、子供がいる場合には学校やその他のなどのリサーチも必要だと思います。また、移住直後は特にお金がかかります。

日本での貯金はしっかりしておいて、渡航後は、現地で銀行口座の開設やすぐに使用できるクレジットカードなどを確保しておくことも必要不可欠です。

また、居住場所を決めた段階で事前になにかあった際のかかりつけになる病院の選定などもしておくと緊急の時にはスムーズにお医者さんにかかることが出来ると思います。移住するということは新たな地で居住を設けるということです。

暮らしていく上で合法的に滞在できるステータスの確保はもちろん、長期的な生活が可能なのかどうかということを十分に見据えてから行動することが大切だと思います。

皆様のアメリカ移住のお役に立てれば幸いです!

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