こおんにちは!
KUMAと申します。
私は高校、大学とアメリカに留学しており英会話スクールでもマネージャーをしております!
仕事柄
「なかなか英語がうまくならない」
「中学校、高校で6年勉強しているのに」
「うちの子に英語が得意になってほしい」
など英語に関する悩みをたくさん聞きます。
そこで英語の勉強方法を考える必要があるのですが、まず考えていただきたいのは単語の覚え方です。超重要なのでしっかり覚えていきましょう!
英語を勉強していく上で、単語の習得は避けて通ることはできません。しかし単語っていくら勉強をしても、テストで度忘れをしたり海外の方と話すときなかなか出てこないことありませんか?
「あれだけ時間をかけて覚えたのに・・・」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そこで単語の勉強方法を説明していきます。
英単語は丸覚えしない
英単語を覚えるとき、ノートなどに何度も書いて覚えていませんか??
決して悪いとはいいませんが、丸覚えしているだけではその場しのぎになってしまいすぐ忘れてしまいます。そのわりに時間も手間も労力もかかってしまい、英語が好きになることは少ないのではないでしょうか。
英単語はそのまま覚えるのではなく、正しい英語を知ること、考えることをしたうえで覚えるまで練習することが重要です。
単語において重要なのは、まずは以下の2点です。
・正しい発音、アクセントを覚える
・正しい単語の構成を覚える
・フレーズで覚える
この記事ではこの3点を詳しく説明していきます。
正しい発音で覚えること
まず意識をしていただきたいのは、英語は正しい発音で覚えることが大事だということです。いくら単語力がある人でもリスニングが苦手であったり、会話がなかなかできない原因として単語を正しい発音で覚えていないケースが多いです。
新しい単語を覚えるとき、単語帳などでつづりを見るだけでなく「耳で覚えること」も大切です。今はネイティブが発音してくれる単語アプリやWEBサイトが充実しています。
例えば、Weblio英和辞典(URL:https://ejje.weblio.jp/)
で調べると、単語ごとの発音をチェックできます。
新しい単語だけでなく、すでに覚えている単語も自分が思っている発音とあっているか確認してください。
アクセントも大事
例えば先ほどのWeblio英和辞典(URL:https://ejje.weblio.jp/)
で調べると音節とともに、発音記号が記されます。
その発音記号にアクセントのある部分が記されています。
interestingなら最初のiの部分の印がついていますが、ここにアクセントがあります。
つまりinterestingは最初のiを強く読まないとなかなか通じません↓
発音やアクセントを意識するメリット
発音やアクセントを意識するメリットはいくつかあげられます。
・ネイティブと話して相手につたわりやすくなる
・リスニング問題の理解力があがる
フ・つづりを覚えやすくなる
ネイティブに通じやすくなるのは多くの人が思いつくことでしょう。またリスニング問題で苦労していた人は、その原因の一つに発音を意識してなかったことがあると思います。
そしてもう一つ正しい発音やアクセントを覚えることで、つづりを覚えやすくなります。ある程度の音を聞いただけで、ある程度の綴りをイメージしやすくなるのです。
またアクセントは接頭辞(せっとうじ)や接尾辞(せつびじ)につかないなど、ある程度英単語におけるルールが身についてくるのです。
語源を覚える
それでは接頭辞や接尾辞の話が出たので、より詳しく説明していきます。
語源の意味とは
英単語は、以下の3つで構成されています。
・接頭辞
・接尾辞
・語根
この語根に接頭辞や接尾辞をつけたのが英単語、つまり英単語はパズルと考えてみましょう!
パズルは角や端から作業をしていく人が多いのではないでしょうか。それは形だけで他とは区別しやすいからです。
英単語も接頭辞や接尾辞、語根を意識することで一気に覚えやすくなります。
よく利用されている語根を覚えておくと、知らない単語であってもなんとなく意味がわかってきます。
語根と接頭辞、接尾辞を組み合わせる考え方とは
例えばよく登場する語根にportがあります。
supportやimportなどに使われるportは運ぶといった意味があります。
supportは、接頭語のsup(~の下といった意味があります)とportがつながっています。
つまり縁の下で運ぶ→支えるとった意味になります。
erは人といった意味の接尾語になるので、supportにerをつけてsupporterは支える人→支持者となります。
英単語はパズル
上記で説明したように、英単語は接頭語、接尾後、語根で出来上がっています。つまりこれらの意味を覚えておいてあとは組み合わせていけばいいのです。すべて覚えるのは難しいですが、重要度の高いものから覚えていくとよいでしょう。
また語源を常に意識することで、よく使われる接頭語、接尾後、語根がだんだんとわかってくるようになります。
英単語を効率的に覚えるためには、語源を意識することが重要です。「英単語はパズルのよう」と思えたら、英単語を覚えることがだんだんと苦痛でなくなります。
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単語はフレーズで覚える
単語を単体で覚えていると、文章を作ることもその単語が入っている長文を理解することも難しくなります。そのため単語を覚えるときは、覚えたい単語を使ってよく使われるフレーズで覚えるようにするとよいでしょう。
単語を調べたとき、例文がわかりやすく載っているような辞書を持っているとフレーズを覚えやすいです。
常に電子辞書を持っておくと格段に英語力が上がります!
単語をフレーズで覚えた時のメリット
それでは単語をフレーズで覚えた時のメリットを説明していきます。
文章を組み立てる必要がない
単語はいくら覚えていても、会話をしたり文章を書くとき文章を組み立てる必要があります。しかしフレーズで覚えていれば、文章をあらためて組み立てる必要がありません。
そのため覚えたフレーズを発音よく伝えることができれば、会話になるのです。
さらに応用ができる
フレーズをしっかりと理解できていると、さらに文章を複雑にするなど応用することができます。すぐにできるわけではなく勉強が必要ですが、それでも単語だけを覚えているよりもはるかに早道です。
また応用ができる文章は、丸覚えするだけ時間がもったいないです。フレーズは必要最小限で覚えて、あとは応用していくことが重要です。英語の勉強をする上で、丸暗記をできるだけ減らしていくことが、効率的な勉強方法だといえます。
フレーズは声に出して
フレーズを勉強するとき必ず声に出してください。その時発音やアクセントにも気を付けることが重要です。声に出しておかないと、いざ話す機会がある時なかなか声に出すことができません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。英語の勉強方法で苦労することの一つに単語の覚え方があげられると思います。
単語はいきなり丸覚えすることはしないでください。労力のわりに忘れやすいのです。
英単語でまず大事なのは、正しく発音を覚えること、語源を理解することまた単語をフレーズで覚えることです。これから覚える単語、またこれまで覚えた単語でもこれらのことを意識するようにしてください。
単語に対する考え方が変わってくるはずです。
もしできれば、せっかく覚えた単語やフレーズなどをネイティブの前で話す機会があるとベストです。そうはいってもなかなかそんなチャンスがある人はほとんどいないでしょう。
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