オンラインレッスンは今や多くの会社から提供している昨今ですが、私はCamblyを選んで約1年になります。
他社でネイティブスピーカーとレッスンをすると割増料金がかかることが一般的ですが、Camblyはほぼ100%ネイティブスピーカーとレッスンができる事で有名ですよね。
1年Camblyを使用してみて、メリット・デメリット等感想をお伝えできればと思っています。Camblyが気になっている方の参考になれば幸いです!
Cambly(キャンブリー)とは?
Cambly(キャンブリー)はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどのネイティブ講師に特化したオンライン英会話レッスンサービスです。
アメリカのサンフランシスコに本社があります。
なぜcamblyを選んだか
私はもともとフィリピンの英語留学を経験後、海外就職をしてフィリピン人と一緒に働いておりました。
その時に、それまでも他社のオンラインレッスンや海外旅行でアジア人の英語はある程度聞きなれていた為、次のステップに進みたいと思いネイティブスピーカーに特化したCamblyを選びました。
また個人的にネイティブスピーカーの人と話す機会がない上、元々英語が苦手でネイティブ恐怖症の様なところがあったので、恐れを無くす為という理由もありましたね(笑)
スタート時の私の英語レベル
Camnlyスタート当時の私の英語レベルはTOEIC600点程度。
簡単な事は自分で言えるけれど不自然だったり、言いたい事が出てこなかったりすることが多々ある状態でした。
無料体験レッスン15分の感想
Camblyは最初に15分の無料体験レッスンが利用できるのですが、私はいまいち仕組みがわかっておらずランダムに選ばれたイギリス人の先生とレッスンをしました。
レッスンと言っても自己紹介から始まりフリートークをしたら強制的に終了となってしまいました。
あまり訂正もされず、私が言い方を間違っても何となく理解して会話している様に感じそこまで良い印象はありませんでした。
Camblyは講師の評価が数字のレートで現れるのですが、担当してくれた先生はあまり評価が高い先生ではありませんでした。
ですので、体験レッスンを受ける際は、その時にオンラインになっている先生の中から評価の高い先生を選んだ方がいいかもしれません。
料金プラン(プロモ価格で申し込むとお得)
Camblyの料金はこのような感じです↓
・レッスン頻度⇛ 週1、週3、週5
・レッスン時間⇛ 15分、30分、90分
・レッスン期間⇛ 毎月・3か月・12か月
と、頻度や時間が自由に選べるのでそれによって値段が変わります!
ネイティブが多いだけあって、大手のDMM,ネイティブキャンプの通常プランと比べると若干割高かもしれません。
ただ、途中からプランを変更可能なのも柔軟性が高くていいと思います。
私は海外から申し込んだので、日本での料金体系やプランが若干異なり、週2×30分コースで受講しています。国によって少し違う様です。
Camblyは通常、長期間プランを申し込むほど割引が大きくなりますが、更に大きいプロモーションを狙うなら、私はよくイベント毎にある大きいプロモーションを使って更新をすることが多いです。(ハロウィンやクリスマスなど)
年間契約をすれば最大50%程割引になるのでかなりお得ですよ。
カリキュラム
私が入会した2020年の4月頃はカリキュラムが充実していなかったのですが2020年6月から新カリキュラムが登場しました。
カリキュラムは大きく分けて
- 英語を流暢に話すために基礎
- 専門能力の開発
- 自己表現
- 試験対策
に分かれており、その中から自分のレベルに合わせてコースを選びます。
写真は、自己表現の中の、Movies and Television(ビギナーレベル)でレッスンした時のものです。
レッスンはスライド式で教師と画面を共有します。
会話を中心に作られており、新しい言葉や文法も学べます。
ただ、15分や30分コースだと明らかに終わらないので私はあらかじめ内容を確認し、ディスカッション中心にレッスンをしてもらう様にお願いしていました。
質問の中にはあなたの好きな映画の内容を説明してみようという箇所があります。
先生もどんな話か楽しみながら聞いてくれました。
ビギナーコースにしては質問が難しいものもあり、準備無しで説明するのは難しかったですね。
次はCamblyを実際使って感じたメリットとデメリットをお届けしたいと思います。
Camblyのメリット
24時間いつでもレッスンが受講できるのが大きなメリットです。
例えばお昼14時頃に開いてみたのですが、常にネイティブスピーカーがずらっと並んでおり待機しています。
この時はアメリカ、イギリス、ニュージーランド、南アフリカの先生が並んでいました。
いつでもレッスンしたいときに先生がいるのはいいですね。ただ、人気の先生がオンラインになると何十分待ちという事もあったりします。
色々な国のネイティブ講師と練習ができる
もし特定の国籍の先生とレッスンがしたい場合、アクセントから選んだり、キャラクター(優しくて辛抱強いなど)で選ぶことも可能です。
私は国籍にこだわりなく講師を選んでいたのですが、結果的に、段々と色々な国のアクセントが聞き取れるようになってきました!
録画機能で復習できる
Camblyの最大な魅力は録画機能と言えるのではないでしょうか。
これはまだ他社も付いていない機能ですよね。
私の場合は、チャットボックスに打ち込んでもらった文章から、間違ったり言い方につまった箇所を確認します。
又、録画機能があってよかったなと思うのは先生の説明をもう一度確認したり、ふとつぶやいた一言の意味を調べたりすることで更に自身のボキャブラリーが増える点です!
リアルなネイティブ表現や発音が学べる
ネイティブの先生と勉強していて一番いいと思った点がやはり自然な表現と発音が学べることですね。
例えば、ドラマを見ていて続きが気になって仕方ないことをcliff hungerと言う。など・・新しい表現が学べるのが嬉しかったです。
又、ドラマで聞いたフレーズ等どういった時に使うか、それに伴って他にも使える表現を教えてくれるのもとても役に立ちます。
フィリピン人の先生の良さもありますが、感覚的なことに関してはやはりネイティブに聞くのが一番だと思います。
度胸がついてくる
最初はネイティブスピーカーと話すことに毎回緊張していましたが、今は先生達も同じ人間なんだという事を認識できるようになってきました(笑)
勿論、実際の会話で対等に話すことに関してはまだまだだと思いますが、だんだんと抵抗がなくなってきたことは自分の中では大きな進歩と言えます。
合わない場合すぐに退会できる
合わないなと思ったらCamblyの場合、途中解約し、日割り計算で返金対応をしてもらえるので安心です。
また、入会後に一時的にレッスンを受けられなくなった場合は、月に1回、3週間まで休会もできますので、安心ですね。
私も試験に集中したいときは一時期レッスンをお休みしていました。ネットから簡単に手続きできたので、便利でしたよ。
Camblyのデメリット
一方でデメリットもいくつかありますので紹介します!
全くの初心者には向いていない
0からの初心者で、日本語のガイドが必要な方にはCamblyは難しいかなと思います。
カリキュラムもビギナーコースを用意してますが、あくまでも会話ができる事が前提で作られており、他社のオンラインレッスンの様に教材が充実していません。
全く話せない、聞けない初心者の方は最初にCamblyを試すともったいない気がします。
時々一方的にキャンセルされる
Camblyはアメリカが本社という事もあるのか、柔軟性や自主性が高く、日本の会社の運営の様に、生徒はお客様という意識よりも生徒と講師は平等という意識が高い様に思います。
Camblyは講師側からも生徒をキャンセルできてしまうのでレッスン直前にキャンセルされたり、説明なしでお断りされるという事もあったので、特に初めて予約を入れる先生は注意した方がいいと思います。
プラットフォームが重たい
Camblyは独自のプラットフォームを持っており、Skypeやzoomを使用せずにレッスンができるのはとても便利ですよね。
ただ、Camblyのシステム自体が重たく先生に繋がるのに時々時間がかかることがあります。
もし繋がらなかった場合はサポートセンターに報告しましょう。
自主性がないとただのおしゃべりで終わってしまう
例えばネイティブキャンプですと教材を登録しておけば自動的にテキスト通りにレッスンが進みますがCamblyの場合、何も言わないと講師のおしゃべりで終わってしまうパターンがあります。
ですので、次のレッスンで何をするか、何を聞きたいのか生徒側でも考えておいた方がよりレッスンを効果的に活用できるでしょう。
私は教材を使っていた時期もありましたが、今は外部のEngooの記事を持ち込んでレッスンしています。
Cambly(キャンブリー)のおすすめな使い方
次は私なりの良い先生の探し方をご紹介します。
Camblyは圧倒的な数のネイティブ講師が登録されていますが、特に採用基準はないみたいなのでネイティブなら誰でも登録ができてしまいます。
またこれは他社にも言えますが質の高い講師を確保し続けるのは難しいのが問題ですね。
指摘もせずだらだら会話に持っていく人や、メッセージでこちらがやりたいことを指定しているにも関わらず、自分の得意な教材で押し通す人がいるのも残念ながら事実です。
私も時々申し訳ないですがはずれの先生に当たる事もありました。
色々と考え調べた結果、私なりに良い先生を選ぶポイントは以下の通りです。
先生を選ぶポイント
- レートが4.8以上
- チャット数が多い(多いという事はチャットで文字をうってくれる回数が多い)
- できるだけスーパー講師で予約をとる。
※スーパー講師とはレートが4.9以上で数多く(何百回)にわたり高い評価を受け優秀な講師のみこの表示が出るそうです。
- 講師経験がある程度ある人(教員免許を持ってる人やCELTAを持っている人)
- プロフィール動画を見て早口過ぎず感じが良いと思った人
- 良いと思った先生を2,3人お気に入り登録して、ローテーションで予約を確保。
また、日本に興味がある人や行った事のある人を選ぶと話が弾む時もありますね。
スーパー講師と呼べる人でも微妙な先生もいるので、多数のネイティブの中から自分に合った講師を見つけるのは正直なところ少し大変ですね。
まとめ
1年受けてみて、リスニング力や語彙力が始める前よりも向上しましたし、私の場合、ネイティブと話す恐怖心が徐々になくなってきているのでCamblyを受けてみて良かったと思っています。
又、自主的に今日は何をしよう、と決めることで受け身にならず自然と英語学習に対して前向きに取り組む姿勢が習慣化されたのはCamblyのお陰と言えます。
勿論自身の会話力についてはまだまだな点もありますが、これからも英語力向上の為、また良い先生に出会う為にCamblyでレッスンを受け続けたいと思います。
この記事がCamblyを受講するか迷ってる皆様のお役に立てれば幸いです。
ここまで読んで下さりありがとうございました。