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MBA取得&アメリカに21年在住している女性の留学体験談

happy ethnic woman sitting at table with laptop

今回はアメリカに21年在住している大橋さんに、これまでの英語学習方法に関する体験談を頂けましたので皆さまへ共有致します!是非皆さまの英語学習のお役にたてて頂ければ幸いです。

目次

自己紹介

私はロサンゼルス在住の30代の大橋と申します。

今年でアメリカ在住歴が21年になります。

今から20年以上前になりますが、自身が高校3年生の時に卒業したらアメリカに留学しようと決めました。

中学生の時から英語が大好きで、他の教科の点数はいまいちでしたが、英語だけは常に良い成績でした。

又、当時担任の先生が英語担当で、その先生の滑らかな発音に感動し、私もいつかこんな風に英語を話せる様になれたらいいなぁと思ったのが、そもそもの留学のきっかけです。

高校3年生の時に人生が変わった

私が高校3年生の時、当時たまたま父の大学時代の後輩が旅行代理店に勤めていて、私の留学先と提携しており、その会社を通してロサンゼルス郊外にある語学学校の1年間のプログラムに参加することに決めました。

まさか、それから21年も住み続けるとは夢にも思っていませんでした。

そして高校卒業後の2000年9月に渡米し、ロサンゼルス郊外にある語学学校に入学しました。

私の留学先の語学学校はカリフォルニア州立大学の構内に建物があり、その建物の中にクラスルームと学生寮がありました。

その学生寮で生まれて初めて多国籍のルームメイトができました。

部屋はドイツ人2人とベルギー1人と私の4人でルームシェアをしました。

中高と英語の文法は得意でしたが、全く話すことことが出来なかったので、他国籍者とのルームシェアは大変苦労しました。

言葉の苦労も大変大きかったのですが、文化や生活習慣の違いでルームメートと意見が合わないことも多々あり、本当に大変で苦労しました。

語学学校で英語学習に励んだ日々

学校は1日に約3クラスの授業があり、学生は全て世界中から来た外国人でした。ヨーロッパ人、アジア人、ブラジル人、色々な人種がいました。

クラスは低い順からレベル1からレベル8まであり、私はレベル4からのスタートでした。このレベルは留学してすぐに行われたライティングとスピーキングのプレースメントテストにより決まりました。

レベルが低いクラスにはアジア人が多く、レベルが高いクラスにはヨーロッパ人が多く見受けられました。

ヨーロッパの言語は英語と文法が同じものが多く、発音も似ていて、おそらくヨーロッパ人にとって英語は学びやすい言語なのだと思いました。

私が通う語学学校はカリフォルニア州立大学の構内にあり、大学と語学学校は提携はしていませんでしたが頻繁に大学で行われるイベントに参加する機会があり大学生との交流の場が沢山ありました

例えば、映画鑑賞会やスポーツ観戦、ダンスパーティー、それから日本語を学びたい大学生とのランゲージエクスチェンジがありました。

実際語学学校でどのくらいの英語力がついたかは分かりませんが、渡米後半年ほどして寝ている間に見る夢が英語になっている事に気がつきました。

そして大学へ進学

1年間の語学研修のプログラムに参加しましたが、当初は語学研修のプログラムが終了後、帰国を予定していました。

しかし、留学中の様々な経験からさらに勉強したいという思いが芽生え、語学研修終了後、2年制の大学へ入学しました。

入学時に英語と数学の学力を調べるためにプレースメントを受けました。

このテストによってどのレベルのクラスから始めるかが決まります。

私は英語、数学共に点数があまり良くなく下から2番目のレベルからのスタートになりました。

レベルが低いクラスからのスタートはその分取らなければいけないクラスも増えますので、卒業までに時間がかかる上、お金もかかります。

初めての学期は英語、数学、音楽という一般教養のクラスを取ることから始まりました。

母国語ではない英語で受ける数学や音楽の授業はとても難しかったのをとても覚えています。

大学生になるとエッセイという論文を沢山書くのですが、私が初めて書いた論文はクラシック音楽の歴史について3ページで、文法が合っていなければいけないことはもちろんのこと、論文は3つの構成で成り立っており、序論(introduction)から始まり、中身(body)を3-4項目入れ、最後は結論(conclusion)で終わります。

アメリカの大学生は論文を在学中に沢山書きます。

人前で話すのが好きな私にとって、1番得意だったのはスピーチのクラスでした。

スピーチもまた論文のような3構成で話します。最も印象的だったスピーチは「死刑について」でした。

私は死刑反対という立場でスピーチをしました。

死刑について、リサーチから発表までとても楽しかったので、楽に好成績を取ることが出来ました。

一方、不得意だったクラスは化学や地学のクラスでした。

大学はクラスを数回受けてみて、自分には合っていないなと感じた場合は早い時期であれば途中でクラスから抜けたり、他のクラスが空いていれば変更することも出来るので、化学のクラスは早々に諦め、地学のクラスは幸いにも良い教授にあたり、成績を大きく左右する期末テストの際、答えがどうしても分からなかった時があり、頭を抱えていた私を見兼ねた教授は期末テスト終了後に特別に教授のオフィスへ呼んでくれて、なんと問題を分かりやすく説明してくれたのです。

そのおかげで私は落大する事なくすみました。

2年制の大学に在学中は、色々な教科を学んでいくうちに、様々な分野に興味を持ち、専攻をあれこれと変更した結果、卒業までに約5年を費やしてしまい、今思うと時間とお金の無駄だったなぁと思います。

2年制の大学を卒業し、その後カリフォルニア州立大学(4年制大学)に編入しました。

大学院でMBAを勉強→見事取得!

大学では、ジャーナリズムを専攻しました。

本格的な専門学を学ぶ事となり一気に学力が問われ、又、留学生という言葉のハンデに大変苦労しました。

大学の教授がオフィスにいる時間帯に毎日のように教授を訪れて、授業での分からなかったことや、宿題について質問をしました。

そんな生活を続けていくうちに、教授たちと仲良くなり、いつしかこそっとテストに出る問題を教えてくれるようになりました。

又、クラスメイトにも沢山助けてもらいました。

一度ニュース記事を書くクラスを取っていた時は頻繁に近くにある裁判所に足を運び、弁護士や被告人にインタビューをしました。

その後それをレポートにして教授に提出するのですが、その前に、文法が間違っていないかなどをクラスメイトに確認してもらいました。

各クラスごとに沢山のクラスメイトと教授たちに助けてもらい、無事に大学を卒業することが出来ました。

私は4年制大学を卒業後数年働き、大学院でビジネス(MBA)を学ぶ事に決めました。

理由は仕事の幅を広めたかったからです。

ロサンゼルスから南に約2時間のサンディエゴにある私立の大学院に進みました。

大学院では益々勉強が厳しくなりました。

法律や会計、ファイナンス、マーケティング、あらゆる分野のビジネスのクラスを取らなければなりませんでした。

加えて大学までは成績がCグレード(70%)以上を取れば卒業出来ましたが、大学院はB以上(80%)取らなければなりませんでした。

大学の近くにあるカフェで1日10時間勉強する日々が始まりました。

教授のオフィスにも頻繁に通いました。

これだけ勉強しても成績はいつもギリギリでした。これでは卒業どころか退学になってしまうところまで落ちてしまったこともあり、自分の限界を感じた時、日系のオンライン広告で勉強を手伝って下さる方を見つけました。

その方はMBAを持っている大変優秀な方でした。あるクラスでは論文を30-40ページ書かないといけなかったりで本当に大変でしたので、その方にリサーチを一緒に手伝って頂いたりと沢山助けていただきました。

大学院での卒業課題は自分のビジネスを立ち上げるというもので、私はペットビジネスについて書きました。

論文は40ページにも及び、45分プレゼンテーションをするというものでした。

私は卒業前の最後の学期は1日数時間の睡眠で朝から晩までカフェで勉強しました。

教授に途中経過を確認してもらってはダメ出しばかりを受け、精神的にも辛い学期でした。

プレゼンテーション前日は徹夜で準備し、寝ずに最終日を迎えました。

飼っている犬も私を応援してくれているかのように寝ずに側にいてくれました。

そして応援の甲斐あって無事にMBAを取得することが出来ました。

今後アメリカ留学を考えている方へのアドバイス

最後になりますが、私のように語学学校に行かず、初めから2年制や4年制大学に進学される方も多くいます。

そのような場合はあらかじめTOEFL(Test of English as a Foreign Language)とよばれる英語のテストを入学前に受ける必要がある場合が多く、入学するには学校側の定めるスコアをクリアしている必要があります。

2年制や4年制の大学に進学したら、自分が何を専攻するか決める必要があります(入学前に決めておくのがベターです)。

入学してから専攻を変更してしまうと、また新たに様々な授業をとらなくてはならなくなるため、時間とお金の無駄になってしまいます。

ですので、専攻はあらかじめじっくりと考え決めておくと良いでしょう。

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