英語力は日常会話だけでなく、ビジネスシーンでも求められるようになりました。
ビジネス英語力を測る指標として、TOEICに挑戦しようとする社会人も多いのではないでしょうか。
しかし、「仕事が忙しくて勉強する時間がない…」という悩みを抱えている人もいるはずです。
社会人は学生と比べてなかなか勉強時間を確保できませんよね。
でも、実は忙しい社会人でもスキマ時間を有効活用すれば、TOEIC対策は可能なのです。
この記事では、TOEIC800点を達成した私が忙しい社会人向けに効率よく結果が出せるTOEIC勉強法をご紹介します。
「TOEICの勉強をしたいけど、時間がない!」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
1. 社会人がTOEICを勉強する目的
まず、TOEICを勉強する前に勉強の目的を明確にしましょう。
「なんとなく…」だと、途中で挫折する可能性が高くなってしまいます。
既に目的が明確な人も、もう一度確認しましょう。
1.1 業務で使う
昨今、世界的にグローバル化が進み、業界を問わず海外との取引をする機会が増加しています。
実際に海外のクライアントとメールや電話、ビデオ会議などで英語を使った経験がある人も多いのではないでしょうか。
TOEICは英語でのビジネスシーンを想定とした試験なので、TOEICの勉強は実践でも役立つスキルが身に付くといえます。
1.2 武器になる
TOEICスコアは英語でのコミュニケーションスキルの証明になるので、社会人としての市場価値を高めることができます。
転職や昇進の場面でも、TOEICスコアをひとつの強みとしてアピールできるでしょう。
2. 社会人の勉強が続かない理由と解決方法
いざ、TOEICの勉強を始めたものの、なかなか勉強が続かず途中で諦めてしまう人も多いはずです。
ここでは、社会人にとって勉強が続かない理由と解決方法を見ていきましょう。
2.1 挫折の理由は、時間がないから
勉強が続かない最大の理由は、時間的制約があるからです。
学生の頃は、授業やアルバイト以外の時間は比較的自由に使えていたはずです。
私自身、学生時代は勉強する時間を確保しやすい環境にいました。
しかし、社会人になると日々の業務や家事などと両立する必要があり、TOEICの勉強に時間を割く余裕がなくなってしまいます。
休日にまとめて勉強しようとしても、プライベートの用事と重なってしまう可能性がありますよね。
無理なスケジュールで勉強したとしても、「集中できない…」「やる気がでない…」と勉強が負担になり、結局長続きしないという結果になりかねません。
2.2 スキマ時間を上手に使う
では、どのように解決すればいいのでしょうか。
時間がないのであれば、スキマ時間を上手に使うことが重要です。
まずは通勤時間や家事の合間など活用して、勉強する習慣を付けましょう。
スキマ時間と聞くと、「勉強時間が少ないのでは…?」と不安に思うかもしれません。
しかし、英語に触れる回数が少しでも増えると、着実に英語力が上がるので安心してください。
3. 社会人におすすめのTOEIC勉強法
スキマ時間で勉強するには、どのような方法があるのでしょうか。
ここでは、限られた時間で効率よくできるTOEIC対策をご紹介します。
3.1 音声学習(Voicy)
スキマ時間といっても、通勤や家事では手がふさがっている人が多いはずです。
ですが、音声学習なら他のことをやりながらでもできます。
おすすめは、音声プラットフォームの「Voicy」。
スマホで簡単に再生ができ、忙しい毎日でもスキマ時間に聴くだけで、有益な情報を得ることができます。
英語コンテンツもたくさんあり、The New York Timesの単語解説付きニュースや、アルクのキクタンなど、TOEIC対策になる内容が無料で聴けます。
リスニング力の向上はもちろん、単語解説付きなのでボキャブラリーを増やすこともできます。
3.2 TOEICテスト公式問題集
音声学習と並行して問題集を使うと、より効果的に勉強できます。
書店にはいろいろな参考書が並んでいますが、TOEICテスト作成者のETSが出版している公式問題集がおすすめです。
実際のテストと同じように作成されているので、本番を見据えて対策ができます。
また、どんなに忙しくても最低1回は過去問を解きましょう。
TOEICテストは時間勝負でもあるので、過去問を活用して時間配分を意識する習慣を付けると良いです。
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 7 | Educational Testing Service |本
4.まとめ
TOEICの勉強を始める前に、勉強の目的を明確にすることが重要です。
社会人は時間的制約があるので、スキマ時間を上手に使って勉強する必要があります。
社会人におすすめの勉強法は、「ながら聴き」ができる音声学習です。Voicyなど便利なアプリを活用して英語に触れる回数を増やしましょう。
併せて、公式問題集を解くなど本番を見据えた対策が必要です。
たった10分でも時間を有効活用することで、TOEIC対策はできます。
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