近年オーストラリアは、日本人の留学先として人気急上昇中です。
「オーストラリアの英語は訛っている」とも言われていますが、人気留学先として選ばれているのには、たくさんのメリットがあるからでしょう。
今回の記事では、オーストラリア留学の基本的な情報と、メリット・デメリットを徹底調査し、オーストラリア留学の実態についてどことよりも詳しくご紹介していきます。
オーストラリアの基本情報
オーストラリアは、日本人の人気留学先
オーストラリアは、日本人留学生から選ばれる人気の都市です。
JAOSが調査した結果によると、2017年に留学した日本人の数は、合計78,109人で、その中でも、オーストラリアへ留学した数は17,076人でした。
これはアメリカに次ぎ2位、という結果になっています。
ちなみに、人気留学先で知られるカナダへは、12,573人でした。
オーストラリアは観光スポットがいっぱい!
オーストラリアには、人気観光スポットがたくさんあります!有名な名所で下記のようなスポットがあります。
- グレートバリアリーフ
- シドニーオペラハウス
- ゴールドオースト
「グレートバリアリーフ」は特に、一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか。
オーストラリアに留学する際には、ぜひ観光も一緒に楽しんでみてくださいね♬
オーストラリアは広いので国内で時差がある
オーストラリアは、ご存じの通り広い国なので、国内でも時差が発生します。
西部、中部、東部の時間に差があり、最大で2時間ほど時差が発生。
「シドニー」が日本より1時間進んでて、「パース」は日本より1時間遅れています。
オーストラリアの特徴
1.オーストラリアは留学の種類が豊富
オーストラリアは、他の留学先と比べても、留学の種類が多く、留学生に対しての環境が整っている国です。
語学留学をはじめ、専門学校留学、大学留学、ワーキングホリデー、スポーツ留学といった、さまざまな留学の種類があります。
いろんな留学の種類から、自分に最適な留学の形を実現できてしまうのもオーストラリアの特徴です。
またオーストラリアは移民大国なので、留学生に対しても非常に寛容で、安全かつ楽しく留学をする事ができます。
2.オーストラリアでは広大な自然を感じられる
オーストラリアは、広大な自然が広がっていて、日本の面積の約20倍もの土地があります。
そのため、同じオーストラリア国内であっても都市によって特徴が異なり、国内だけでも十分に観光を楽しめるので、平日は英語の勉強に励み、休日には観光するといった過ごし方も可能です。
コアラやカンガルーの他にも、多数の動物を見る事ができ、ウルルやブルーマウンテンといった有名な観光名所で、広大な自然も堪能できます。
その他にも、オーストラリアの至るところに日本にはないような美しく広大なビーチもあるので、マリンスポーツも楽しめますよ♪
日本では感じることのできない広大な自然を味わう事ができるのは、オーストラリア留学ならではの魅力でしょう◎
3.オーストラリアの留学環境は安心・安全!
オーストラリアは、世界的に見ても治安が非常に良く、安心・安全な留学生活を送る事ができます。
日本人留学生や在住者がたくさんいるということは、日本が恋しくなったときに日本食を簡単に手に入れられたり、同じ境遇の日本人も見つやすいので、”ホームシックになりにくい国”とも言われているほどです。
また病気や怪我をした時には、日本語対応の病院も数多くあるので、安心できるポイントがたくさんあることがオーストラリア留学の特徴になります。
初めての留学ではなおさら、環境面や治安の面で不安だと思いますが、そんな方にもおすすめできる安心・安全な国です。
なぜオーストラリアが留学先として人気なのか?
これから先、英語力は必要不可欠な能力となりつつあります。
現在オーストラリアには、約1万人以上もの日本人留学生が訪れ、 留学以外でもワーキングホリデーや他のさまざまな留学を合わせれば、さらに3万人以上もの人々がオーストラリアを訪れているのです。
なぜオーストラリアが留学先に選ばれるのでしょうか? オーストラリアが人気留学先に選ばれる理由を下記で詳しくご紹介していきましょう!
1.過ごしやすい気候や広大な自然
オーストラリアが人気留学先に選ばれる理由の一つとして、過ごしやすい気候や広大な自然が挙げられます。
オーストラリアは国土面積が日本の20倍にも及ぶため、4つの異なる気候帯があります。
年中夏の地域や、日本と同様に四季がある地域、砂漠地帯など、様々な気候から成り立っています。
- 熱帯性気候地域 (ケアンズなど)
- 砂漠性気候地域 (ウルル・アリススプリングスなどの内陸部)
- 亜熱帯性気候地域 (ブリスベン・ゴールドコーストなど)
- 温帯性気候地域 (シドニー・メルボルン・パースなど)
ケアンズは「北の玄関口」とも言われ、世界遺産にも登録された「熱帯雨林」と「グレートバリアリーフ」があります。
またオーストラリアには、初心者から上級者サーファーまでが楽しめる、世界有数のサーフスポットとして、約11,000ものビーチがあることでも人気です。
そしてオーストラリアの南部は、あまりイメージが湧かないかもしれませんが日本と同じように冬になると雪が降る地域もあります。
シドニーより北の都市は、通年暖かい気候なので、寒いのが苦手な方にはオススメですよ◎
メルボルン付近は、日本と同じように夏が暑く、冬は寒い…といったように四季があるので、季節の移り変わりを楽しみたい方、日本と同じ気候が好きな方には最適でしょう。
このように、それぞれの好みにあった都市を選ぶことができます。
その他にも、オーストラリアは豊かで広大な大自然に恵まれていて、オーストラリア国内各地に国立公園や世界遺産が点在しているので、見どころ満載です。
例えばオーストラリアの都市部は、東京のような都会ですが、シドニーから車で約2時間ほどの場所には、「ブルーマウンテンズ国立公園」があって、そこではトロッコ列車に乗車できたり、急流下りツアーに参加することもできます。
豊かで広大な自然を常に感じられることが、他国への留学では体験できない大きな魅力のひとつと言えるでしょう◎
2.都市によって雰囲気がさまざま!
オーストラリアは主要都市がいくつかありますが、各都市ごとに同じ国とは思えないほど雰囲気が異なります。
例えば、ケアンズとメルボルンで比較すると、「ケアンズ」では、ゆったりとした時間が流れる南国なので、現地人もみなのんびりしています。
一方で「メルボルン」の場合、「芸術の都」としても有名で、カフェの聖地でもあり、街並みや住む人達までもがおしゃれです。
街にはストリートパフォーマーがいつもいて、さまざまな場所で音楽や大道芸を楽しむことができるほか、名門大学や巨大な図書館のあがる学園都市でもあります。
このように、各都市で特徴が大きく異なるので、都会が好きな人もいれば、田舎生活に憧れる方もいるでしょう。
そんな理想の留学生活を叶えてくれるのも、オーストラリアの魅力のひとつです。
3.オーストラリアは多民族国家
オーストラリアは、約200ヶ国以上もの国からの移民が暮らす、多民族国家になります。
オーストラリアに住む30%以上もの方が、他国で生まれたという調査結果もあり、そのうち6%以上の方が、英語を母国語としない国の出身だったことが判明しました!
主にイギリス、ドイツ、イタリア、クロアチアからのヨーロッパ出身の人々が多かったのですが、近年では中国、インド、フィリピンといったアジア諸国からの移民が増えてきています。
このことからもオーストラリア人は、英語を学びに来た留学生たちには大変理解があります。
多国籍の方々を見かける場面は、街中を歩いていてもよくあることなので、オーストラリアにいながらにして、異文化や他言語に触れることができるのです。
そんな人の温かさも、オーストラリアならではの魅力でしょう◎
またオーストラリアには、独自の文化や言語を持った「アボリジニ」と呼ばれる先住民族が現在も暮らしています。
アボリジニとは、オーストラリア大陸がヨーロッパ人によって発見されるよりも遥か昔から暮らしている人々のことを指し、現在ではアボリジニの人口は減少し続けており、オーストラリアの人口2~3%ほどと言われています。
4.日本からのアクセスの良さ
オーストラリアが日本人留学生から人気な理由の1つに、「日本からのアクセスの良さ」が挙げられます。
例えば「ケアンズ」へは、成田空港からの直行便を利用し、およそ7時間半ほどで到着します。
夜の便で出発すると朝方には到着するので、寝ている間にオーストラリアへ到着です!
ケアンズ以外でも、各航空会社から直行便が飛んでいるので非常に便利でしょう◎
また、ジェットスターなどの格安航空を利用できるのもメリットになります。
「LCC航空」だと、機内食やドリンク、預け荷物の重量なども、必要な人が購入する形なので、航空券自体を格安で購入することができるのです。
また「ジェットスター航空」の場合は、元々の値段が安いのですが、さらにセールを時々開催しています。
運が良ければ通常料金の半額で、航空券を予約できる時もあるので、セール情報が届くようにメール登録しておくと良いかもしれませんね。
5.フレンドリーな国民性
オーストラリアの人々は、とてもフレンドリーな国民性で知られています。
知らない人とでも、目が合えば微笑み合い、スーパーの店員さんからも気さくに話かけられたりします。
このフレンドリーさは、田舎の方に行けば行くほどなようで、道に迷っている人がいれば、目的地まで連れて行ってくれる方もいるとのこと◎
電車やバスなどの公共交通機関でくしゃみなどすれば、「Bless you.(お大事に)」と知らない方が言ってくれ、バスを降りるときには、オーストラリア人はみな「Thank you!」と運転手さんにお礼を言ってから降ります。
オーストラリア人は、社交的で開放的な人種でも知られているので、誰とでも簡単に友達を作れますよ♪
このようなフレンドリーな人ばかりなので、海外生活初心者がでも留学生活をスタートしやすく、留学生に優しい国だと言えるでしょう◎
6.求人数の豊富さ
オーストラリアといえば、「ワーキングホリデービザ」の発給数が世界一です。
短期滞在者を雇うことに寛容なので、短期滞在者向けの求人はたくさんあります。
仕事を探す場合、主にインターネット掲示板を利用しますが、毎日のように新しい求人が何件も更新され続けており、レストランでのお皿洗いをはじめ、農場で野菜の箱詰め、ホテルの清掃業務など、英語初心者の留学生でも雇ってもらえる仕事が豊富です。
オーストラリアは日本食レストランが多いので、英語に慣れるまで日本食レストランで働くという方もたくさんいます。
ワーキングホリデー加盟国であれば、どこの国でも求人は多い…というわけではなく、とある国では、その国の母国語と英語をネイティブの人と対等に話ができる英語力がなければ、仕事を得ることはなかなか難しいと言われているほどです。
そのため、英語初心者でも仕事ができる環境があるのは、留学生にとってかなり恵まれた環境と言えます◎
7.治安が良い
オーストラリアの都市部は、日本と同じく治安の良い場所です。
夜に1人で出歩かない、貴重品の管理をしっかりしておくなど、日本で気をつけていることと同様に気を配っていれば、事件に巻き込まれることはありません。
また銃を持たない社会であり、屋外での飲酒に罰則がある点も治安が良い理由でしょう◎
オーストラリアでは、スーパーやコンビニなどではお酒を買えません。
日本とは違いスーパーなどでのお酒の取り扱い自体がないので、「ボトルショップ」と呼ばれる酒屋さんでしかお酒は買えないのです。
パブやクラブなどでは、身分確認が徹底されているので、未成年が入れないように徹底的に管理されています。
日本人は実年齢よりも幼く見られる傾向にあるので、そのような場所に出かけるときは必ずパスポートを持って行くようにしましょう。
オーストラリア留学11のメリット
日本人が選ぶ留学先として、絶大な人気を得ている「オーストラリア」。
なぜこれほどまでに、日本人から人気な国なのでしょうか?
オーストラリアを留学先として選ばれる理由、知っておきたいメリット&デメリットについて詳しく解説していきましょう!
メリット1:温暖で過ごしやすく治安もいい
オーストラリアは野生動物が多いので、狩猟や害獣退治としてこれまで銃器をたくさん使ってきました。
ですが1996年に銃乱射事件が発生し、それを境に政府が大々的に銃規制を行ったので、現在ではアメリカの高校で頻発しているような銃乱射事件は起こりません。
そのため普段の生活で銃を目にすることがないので、日本の治安と非常に近いため、安心して過ごせるでしょう。
オーストラリアは年中過ごしやすい気候で、留学先として最も人気が高いシドニーやメルボルンといった都市部では、日本と同じく四季があります。
ですが冬でも天気が良ければ暖かい日もあるので、ビーチで過ごしている方を見かけるほど!
ブリスベンより北の地域は、年中温暖なエリアなので、寒さが苦手な方には最適なエリアでしょう◎
メリット2:留学生に寛大
1980年代頃から政府主導により、オーストラリアで留学生の受け入れを始めました。
充実したプログラムに魅了された留学生が、世界各国から集まり、受け入れ実績も豊富です。
オーストラリアが「多民族国家」である社会的背景も、留学生の受け入れを後押しする要因といえるでしょう。
また留学生には、「ESOS法」と呼ばれる法律があり、それにより様々な権利やサービスが保障されています。
その他にも3ヶ月以内の短期留学なら、オンラインで簡単に取得可能な「観光ビザ」のみでOKです◎
メリット3:学生ビザでも就労できる!
オーストラリア以外の英語圏では、留学生が就労する際には学生ビザ以外に、「就労ビザ」の申請が必要です。
ですがオーストラリア政府が発給している、「学生ビザ」には就労許可(ワークパーミッション)が付いているため、就労ビザを申請する必要ありません。
就労に関しての条件として、「政府が認定するコースの受講期間、2週間~最長40時間まで」というものがありますが、ビザの申請をしなくても就労できるのはかなり魅力ですよね♪
メリット4:豊かで広大な自然と観光スポットの豊富さ
オーストラリアは、日本の約20倍もの広大な土地に豊かで広大な自然が広がり、エアーズロックやグレートバリアリーフといった世界遺産も楽しめます。
青い海と大きな空が広がる美しいビーチでは、海水浴やマリンスポーツ、釣りなどを気軽に楽しむことも◎
また、キャンプ場が至る所にあるので、キャンプをするときに野生動物をたくさん目にすることができるでしょう。
さらには、世界的な建造物としても有名な「オペラハウス」をはじめ「ハーバーブリッジ」、先住民族・アボリジニの伝統文化など幅広く楽しめるので、充実した留学ライフを送れること間違いなしです♪
メリット5:多民族国家なので様々な文化を体験できる
多民族国家で知られるオーストラリアは、人口の4分の1が移民で成り立っており、毎年「ハーモニーデー」と呼ばれる催しが各地にて開催されています。
ハーモニーデーとは、さまざまな民族を持つ社会の調和を推進していくことを目的とし、催しでは各民族の伝統文化や料理などが披露され、交流を通じ異文化理解を深めていってるのです。
さまざまな文化を体験することは、留学においての1つ財産になることでしょう。
メリット6:フルタイムやパートタイムの時給が高い
オーストラリアといえば、世界で最も高い最低賃金で知られています。
フルタイムやパートタイムの最低賃金は、2022年6月現在で21.38ドルで日本円で2,010円程と非常に高いです。
ちなみに東京の最低賃金が1,041円なので、いかにオーストラリアの時給が高いかがわかるかと思います。
しかもオーストラリアでは、土日になれば時給が通常時の1.75倍、祝日には2倍にもなるので、日本ではまず考えられないですよね。
このことからも、学校に通いつつ仕事をして学費や生活費などを賄うことができるので、留学生にとっては非常に魅力的な留学先として人気なのです。
メリット7:教育の質が高い
QS世界大学ランキング結果によれば、オーストラリア国立大学、メルボルン大学、ニューサウスウェールズ大学、クイーンズランド大学、シドニー大学が、世界で最高50の大学にランクインしています。
「QS大学ランキング」ってなに?
気になる「QS世界大学ランキング」ですが、イギリスの大学評価機関である「クアクアレリ・シモンズ」社が毎年発表している大学のランキングになります。
オーストラリアの大学には留学生が非常に多く、2017年では8万人以上もの留学生がオーストラリアで学びました。
その中でも「メルボルン」では、世界で最も優れた大学の1つである「メルボルン大学」があり、QSの学生都市ランキングによれば、「世界で最も優でれた5つの学生都市」の1つにランクインしました。
メリット8:ワーキングホリデーは3回取得可能
オーストラリアのビザは3種類ありますが、その中のひとつに「ワーキングホリデービザ」があります。
ワーキングホリデービザとは18~30歳の間に一回だけ利用でき、就労時間に制限なく一年間働けるビザです。
その他にも条件を満たせば、2年目もオーストラリアに滞在できる「セカンドビザ」を取得することができます。
メリット9:2年目も滞在可能な「セカンドビザ」も取得可能
ワーキングホリデービザで滞在中の方で、一定の条件を満たすことで2年目のビザを取得できます。
その条件とは以下になります。
- 3か月以上政府が指定する季節労働をすること
- 年齢が18歳~30歳以下であることです。
政府が指定する季節労働とは、漁場や工場といったお仕事もありますが、実際の仕事はファームでの農作業がを大半を占めるようです。
この「セカンドビザ」では、ファーストビザと同じく語学学校にも17週間まで通えるほか、アルバイトや旅行なども自由にできます。
ファーストビザとは異なり、オーストラリア国内からでも申請が出来ますよ◎
メリット10:3年目も滞在可能な「サードワーキングホリデービザ」
これまで取得できるのは「セカンドビザ」までだったのが、2019年7月以降には「サードビザ」の申請も可能になりました!
この「サードビザ」は、ワーキングホリデービザで滞在中の方が、ある一定の条件を満たすことで得られる3年目のビザになります。
その条件が以下になります。
- 6ヶ月以上、政府が指定した季節労働をすること
- 年齢が18歳~30歳以下であること
出来るだけ留学費用を抑えオーストラリアに長く滞在したい、日本ではできない事を経験したい方にオススメですよ◎
メリット11:日本人の少ない地域や学校を選べる
留学を考えているなら、できるだけ日本人が少ないところへ行きたいと思う方が多いでしょう。
オーストラリアでは、各地域で留学生の受け入れを行っているので、日本人が少ない地域や学校を選びやすい傾向にあります。
ケアンズやゴールドコースト、シドニーといった観光都市では日本人が多く、街の中心部に行けば日本語が聞こえてきたりすりほどです。
ですがそのような観光都市でも、少し郊外のローカルエリアに行くことで、日本人も格段に少なくなり日本語も聞こえてきません。
それにより短期間で集中的に、英語を習得することができるのです!
オーストラリア留学6つのデメリット
オーストラリア留学のメリットをご紹介しましたが、もちろんデメリットも少しはあります。
そのデメリット6つを、ご紹介していきますね。
デメリット1:日本人が多い(日本語ばかり話してしまう)
オーストラリアは日本人に人気留学先だということが分かったかと思いますが、それゆえ「日本人の多さ」こそが留学生活においてデメリットにもなり得るのです。
初めての留学であれば、日本人がいてくれると安心するかもしれませんが、学校もアルバイト先でも日本語ばかり話している状況になると、英語が全く身につかない状況に陥ってしまう可能性もあるでしょう。
せっかく留学しに来たのですから、日本人以外の友人を見つける、日本人が少ない地域・学校を選ぶなど、工夫するようにしましょう◎
デメリット2:物価が高い
オーストラリアは日本と同じ先進国になるので、留学費用も当然高くなります。
便利で安全なエリアを選べば家賃は高く、物価も日本とさほど変わりません。
フィリピン留学と比較すると生活費はかなり高くなってしまいますが、その分快適な暮らしができます。
長期留学をするなら、語学学校などで格安アパートを紹介してもらうようにしましょう◎
またオーストラリアは、学生ビザでアルバイトができるので、生活費を稼ぎながら勉強するというのも1つの方法です。
デメリット3.留学費用も高い
先ほどお伝えした通り、オーストラリアは物価が高いため、留学費用もおのずと高くなってしまいます。
オーストラリアは先進国なので、生活面で不便を感じることはないですが、先進国なために物価は高く、授業料や生活費などの留学費用も高くなってしまいます。
他国と比較した、留学費用は以下のツイートをご覧ください。
格安留学で知られるフィリピン留学に比べて、2倍近くの費用がかかるので、まとまったお金の準備を事前にしておく必要があります。
奨学金や教育ローンも活用できますが、自分で費用をすべて用意する場合は貯金するのにも1年近い時間が必要となります。
デメリット4:紫外線が強い・乾燥している
オーストラリア上空はオゾン層が薄く、オゾン層が年々破壊されていることもあり、紫外線はかなり強く、日焼け対策は必要不可欠です。
実際にオーストラリアでの、「皮膚ガン」の発生率は世界一なので、紫外線対策は国を挙げて呼びかけています。
また夏でも空気が乾燥しているので、肌のみならず髪の保湿ケアも必須です。
もともと乾燥肌だという方は、より万全な保湿対策をしなくてはいけません。
デメリット5:文化の違い
日本との文化の違いを楽しめる方ならいいのですが、あまりにも大きく異なる点や度重なる違いを感じてしまうと、デメリットになってしまうのです。
例えば、日本ほどサービスは充実しておらず、電車やバスは遅れることは頻繁で、大都市以外は夕方5時になると店が閉まってしまいます。
細かいことを気にしないオージー気質には助けられますが、その一方であまりのアバウトさにストレスを感じてしまうことも少なくないでしょう。
オーストラリアの文化や気質などを十分に理解し、ストレスを溜めないようにすることが大切です。
デメリット6:常に水が不足している
オーストラリアは雨が少ないため、常に水不足なのです。
ガス湯沸かし器があるご家庭を除けば、1日に使えるお湯の量は決まっているので、ホームステイ先でシャワー時間を制限されてしまう…なんてこともよくあることです。
日本人にとってゆっくりお風呂に入れないのは、かなり大きなデメリットとなるでしょう。
オーストラリア留学をおすすめする人の特徴
ここまでお伝えしたように、オーストラリア留学にはメリットはもちろんデメリットも存在します。
それらを踏まえた上で、オーストラリア留学をおすすめしたいのが下記のような方です。
- 英語力に自信がないから、最初は日本人が多くいる場所に留学したい人
- 治安が良く、安全な国に留学したい人
- 温暖な気候が好き、アウトドアな生活を送りたい人
- ワーキングホリデーや学生ビザでアルバイトしたい人
これまで説明したように、オーストラリアでは日本語が通じるので、初めて留学する人、英語に自信がない人にとっては安心材料となるでしょう◎
それに対し訛りがあることや、日本人が多いこと、なまりのない英語を学びたい人、英語学習に集中したい方にオーストラリアはあまりおすすめできません。
しかも留学費用も安くないので、できるだけ留学費用を抑えたい人には、他国の方がおすすめです。
*まとめ*
いかがでしたでしょうか。
オーストラリア留学にはメリットがたくさんある反面、デメリットももちろん存在します。
ですが慣れない居心地の悪さを味わうことも留学ならではの醍醐味ではないでしょうか。
日本との違いを理解し、自分なりにその違いを受け入れていくことこそ留学成功の秘訣になります。
費用面での問題以外で、デメリットをメリットに転換できるのも自分次第なので、メリット・デメリットどちらにも目を向け、自分にあった留学先を見つけましょうね。
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