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【治安が悪い?】私がバングラディシュへ移住した理由!知っておくべきメリット&デメリット!

初めまして!バングラディシュへ移住したアリスといいます!

今回は私がバングラディシュに移住するまでの流れや、バングラディシュに移住するメリットやデメリットをご案内したいと思います。

目次

移住した時期

朝のバングラディシュ

私は2019年にバングラディシュに移住しました!

移住したきっかけ

バングラディシュの街並み

きっかけは旦那がバングラデシュでビジネスを立ち上げる事になったためで、その帯同で一緒に移住しました。

私自身独身の頃にバックパッカーをしていたこともあり、海外には良いイメージが強くありました。

昔から一度きりの人生だし、せっかくならば海外移住してみたいなと思っていましたが、特に旦那には伝えていませんでした。

起業と言うタイミングで移住を誘われたので、迷いなく移住すると決めました。

またバングラデシュという国に移住するというのは、正直なところ少し想定外でした。

どうせならヨーロッパかオセアニア方面への移住の方が良いなと思っていたからです。

しかしよく調べてみると、アジアの中で最貧国だった国が経済発展をものすごいスピードで遂げていると知りました。

この経済成長で起業したいと目を付けた旦那を応援したいと思ったのも移住を後押しする決断の1つでした。

移住の流れ

移住すると決めてからまずは移住にかかる手続きをネットで調べ、移住に関する日本の家の始末や渡航準備に関する詳細を調べました。

そしてまずは私と旦那の両者の退職準備、起業準備を始めました。

その後ビザの取得、現地の住む場所の候補絞り、日本での引っ越し準備などを始めました。

現地にいかないと実際の家の感覚や生活感は分かりにくいだろうと夫婦で話し合い、役割分担をする事にしました。

旦那は先に現地に向かい現地の家探しを担当、私は日本での住居撤退関連を担当しました。

そして遅れる形で私が現地に向かい合流しました。

移住する際に準備したもの

一般的に移住で必要とされているビザ、海外渡航保険などは一通り準備しました。

生活面でも現地についてから当分は苦労しないようにお金も用意しておきました。

日本での引っ越しも結構お金がかかるので、現地についてからのお金というよりも現地に着くまでのお金の方が結構必要だった印象です。

またバングラデシュは一般的に発展途上国と言われていて衛生面や医療体制が日本の様には整っていないと情報を得ていました。なので飲み薬などの医薬品は大目に用意しました。

足りない物は現地で買い足すにしても、薬のように日本から持っていったほうが安心できるものは移住前に極力準備しました。

毎月の生活費

生活費は以下になります。

  • 家賃 120,000円(水道・ガス代含む)
  • 電気代 20,000円
  • インターネット代 3,000円
  • 食費 15,000円
  • 外食費 10,000円
  • 衣類代 10,000円 ※1
  • メイド代 25,000円
  • 運転手・ガソリン代 30,000~40,000円
  • チップ代 5,000~10,000円(固定なし)

ざっとこのような内訳になります。

バングラデシュは治安が良いとは言えず、外国人はセキュリティがしっかりしているエリアに住むことが推奨されています。

そのエリアは24時間体制で警察が見張っていてセキュリティ対策もしっかりしています。

しかしその分家賃はバングラデシュ国内で一番高いです。

私達が住んでいる家は高すぎず安すぎない家ですが、日本の家に比べると4LDKなのでとても広いです。

治安上家賃は高くても安心できるところに住んだ方が良いと考え、家賃は日本並みの料金を払っています。

またバングラデシュは自家発電がまだまだ乏しく停電もよく起きます。

その為か電気代は日本より高く設定されています。

1年のうち10ヵ月は暑いので冷房を使い続ける影響か電気代もとても高いです。

バングラデシュは野菜や果物がとても安いです。

国産の物を食べれば1ヵ月の食費はとても安く抑えられることができます。

レストランも値段がそこまで高くないので、沢山食べても安い印象があります。

魚も新鮮で安い!

衣類代に関しては毎月は買わないので、買わない月は0円です。

洋服を買うのは仕事関係の方の結婚式に呼ばれたときに現地の民族衣装を買ったり、現地で洋服を買い足した時くらいでしょうか。

私はそんなに頻繁には購入していない気がします。

基本暑いので半袖の服を10ヵ月着ているからか、日本のように季節ごとに洋服を買うという習慣が無い気がします。

日本では必要なかった新しい生活費に加わったのがメイド代と運転手そしてチップ代です。

バングラデシュではメイドを雇うと家の掃除、洗濯、料理片付け、食料の買い出し、子どもの世話などをしてもらうことができます。

家事全般に纏わる事をしてもらえるので、その分の時間を自分の仕事や趣味に当てることができるのでとても助かっています。

お金はかかりますが、手間や苦労を考えるととても有難いです。

またバングラデシュは治安上、外国人は車での移動が推奨されています。

現地の運転手を雇っているので運転手代も毎月かかります。またどこにいってもチップを払う習慣があります。

チップも固定額はないので、月によって変動がありますが毎月ちょこちょことかかるお金です。

移住して良かったこと

私がバングラデシュに移住して良かったことは4つあります。

生きる事への価値観が変わった

https://www.justgiving.com/campaigns/charity/muslimcharity/streetchildren

バングラデシュでは街に繰り出せば、路上で生活している人、物乞い、ストリートチルドレンなどに遭遇します。

そうした日本では見かけない人達を見る事で、自分の中で生きる事への意識がより強くなった気がしています。

例えば路上で子供が寝ていると言っても、生後2ヵ月くらいの赤ちゃんがレジャーシートの上に寝かされていたりするんです。

本当ならばふかふかの温かいベッドの上で寝ることができるはずなのに生まれた国が違うだけでこんなにも運命は違うのかと強く実感させられます。

しかしこうした路上にいる人達も毎日必死に生きているのを見ると、日本では自殺する人が多いですが本当はもう少し命の大切さを学んだほうが良いのではないかと思ってしまいます。

もちろん心を傷つけたり苦しめる要因が多いのも承知ですが、貧しくても生きている人達を見ていると命に対する価値観は大きく変わりました。

自分の行動力、異文化理解力を高めることができた

移住して生活してみると、留学や短期滞在とは異なり、いろんな場面で住んでいる国に適応しながら生活する必要が出てきます。

時に異文化にぶつかり、時に理解に苦しみますが、それでも自分が外国に住んでいる以上相手を受け入れ出来る限り受け入れないといけません。

そうした事を繰り返していきながら異文化理解力を高めることができたと思っています。

バックパッカーをしていた時に見ていたのは「自分がお客さんとしてその国を見ていた景色」だったんだなと気づくことができました。

実際に住んで現地の人と仕事をしながら生活してみると、良くも悪くも違う景色が見える事に気が付きました。

また海外移住という大きな決断自体が、自分の行動力を高めてくれたと思っています。

移住に憧れていたり考えていても、実行するにはなかなか勇気がいる事だと思います。

そうした意味でも一歩踏み出して行動できたのは、自分の中の行動力を高めてくれたのではないかと思います。

花粉症が無い

日本にいた頃は2月~4月まで毎年重度の花粉症持ちで耳鼻科に毎年通い辛い思いをしてきました。

バングラデシュには花粉が無く、季節性アレルギーのようなものもないのでとても快適に過ごす事ができています。

こちらの春と呼ばれる季節も花粉が無いので、出かけやすくとても気に入っています。

野菜と果物が種類豊富で安い

バングラデシュでは野菜と果物が種類豊富に売られています。

日本では見かけないような野菜と果物も多く売られていて、初めて見る野菜も食べてみると甘くておいしいものが沢山あります。

日本で売られている野菜で言えば、オクラが1kg(だいたい100~130本くらい)30円、ナスが1kg(長なす8本くらい)50円とかで販売されています。とても安いのでいつもたくさん買って料理しています。

果物は特にマンゴーとライチが美味しいです。マンゴーは1キロ100円以下で買えるんです。

日本だと1個3,000円はしそうなマンゴーもこちらでは120円程度で買えるので、シーズン中はつい沢山食べてしまいます。

ライチもとても上品な味で、日本では食べることができないようなプリプリとした触感のライチを食べることができます。

マンゴーは1キロ100円以下!

移住して大変だったこと

移住して大変だったことは2つあります。

お腹を壊しやすい

バングラデシュは衛生環境が良いとは言えず、外食した時にお腹を壊す事が何度かありました。

また日本にはないウイルスも多いようで、外国人は食中毒を始め下痢・嘔吐を起こす人が多いそうです。

お腹を壊しやすいというのは逃げようがない課題なので、どう対処すればよいのか最初は分かりませんでした。

下痢が止まらなかった時は病院で3日間ほど入院して点滴治療を受けたこともあります。

こうした問題は海外移住、特に発展途上国に移住したからこそ大変だなと感じてしまいます。

意外と生活費が高い

当初私の中では「発展途上国=物価が安い」というイメージだったので、生活費は相当安く住むんだろうなと思っていました。

しかし「セキュリティをお金で買う」という発想はあまりなかったので、家賃が想像以上に高かったです。

メイドや運転手も危険度が少ない信頼できるレベルの人と認定された人を雇っているので、その分給料が一般平均よりかなり高いと聞いたときは驚きました。

こうしたセキュリティとか信頼とかそういうのは日本にいた時には全く気にしていなかったので「なんだか意外と生活費が高いのかも?」というように感じています。

しかもこの生活費は抑えようにも抑えられない部分なので割り切るしかなく、受け入れるのが少し大変でした。

移住したい方へのアドバイス

今移住をしたいと考えている人、もしくは昔の私のように旦那が移住したくて移住を誘われている人がいるとすれば、自分の心に聞いてみてください。

「今、移住しなかったら5年後後悔する?」

私はこの質問を自分に問いかけ、たぶん後悔するだろうなと思ったので移住しました。

なぜなら5年後に同じように移住しない?と誘われたら、もう自分の仕事を手放すのも怖いし、今の安定した生活を手放したいと思わないんだろうなと思ったからです。

また移住しないで後悔するよりは、移住して後悔した方がいいんじゃないかと思ったのも大きかったです。

そして最悪移住してもう自分にこの国は合わない!!と思った時は、私一人でも帰国しようと思っていました。

やっぱり移住すれば違う未来があったのかな…と後悔しても時間は取り戻せません。

でも移住してまた日本に戻る事はいつでもできます。なので今移住を考えている人は、移住をしなかったら後悔するかしないかで移住の決断をするのがオススメです。

移住すると決めちゃえば後の準備は結構なんとかなっちゃうので心配しなくても大丈夫です。

またもし移住したいという気持ちが少しでもあれば、一歩踏み出して移住してみるのもオススメです!

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この記事を書いた人

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