この記事を書いた人
ケンタ
元フィリピン留学エージェントとして、留学の斡旋・カウンセリング業務に携わってきました。フィリピンへの渡航歴は10回以上、セブ・マニラなど複数の都市を実際に訪れています。
TOEIC900点を保有しており、語学学習や英語力の伸ばし方についても、実体験を踏まえてお伝えできます。
「フィリピンGO!」では、こうした現地エージェントとしての実務経験と渡航経験をもとに、留学・観光・現地生活のリアルな情報を紹介しています。
ダバオ、行くまでずっと誤解していました

「ダバオってセブ島みたいなビーチリゾートでしょ?」。
編集部のケンタは、最初そう思い込んでいたそうです。
調べてみると、実際のダバオはまったく違う顔を持っていました。
フィリピン第3の都市として栄える、大都市型の観光地だったのです。
ビル群の向こうにミンダナオ最高峰の山がそびえ、朝には市場の喧騒、夜には屋台の煙と匂いが立ち込める。
都市と自然、どちらも味わえる街だと知って、一気に気になり始めたそうです。
ケンタそもそもダバオとはどんな街?都市と自然が同居する第3都市


結論から言うと、ダバオは「海より街」を楽しむ都市です。
フィリピン最高峰アポ山の麓に広がる大都市で、ミンダナオ島最大の経済拠点でもあります。
「フィリピンだから物価は激安」と期待しすぎると、実は肩透かしを食らいます。
市内の飲食店価格はマニラとほぼ同水準という声も少なくありません。
その代わり、治安面では「フィリピンで最も落ち着いて歩ける都市のひとつ」と評されることが多い街です。
ただしそれは油断していい理由にはならず、基本的な旅行マナーは他都市と同じく必要です。



初めてでも迷わない!ダバオ観光の準備ステップ


「何から準備すればいいの?」という声に応えて、出発前にやっておきたいことを順番にまとめました。
この4ステップさえ押さえておけば、現地でのタイムロスはかなり減らせます。



ひと目でわかる!ダバオ観光の基本データ


旅のスケール感をつかむために、まずは数字でダバオを押さえておきましょう。
サマル島までの近さと、アポ山の標高差は正直「え、そんなに?」と驚くレベルです。
①サマル島|フェリー10分で行ける別世界のビーチ


ダバオ観光のハイライトはここです。
フェリーでたった約10分、景色が一変します。
エメラルドグリーンの海と白砂ビーチが広がり、大小約100ヶ所のビーチ・リゾートが点在しているというから驚きです。
- ハギミット・フォールズ:エメラルドグリーンの水が迫力の滝
- モンフォート・バット・サンクチュアリ:ギネス認定、世界最大級のコウモリ洞窟
- カバニコ・イルマレ・ビーチリゾート:島内屈指の透明度を誇るホワイトサンドビーチ
- ジャパニーズ・ケーブ・ハウス:戦時中の洞窟跡で、歴史の重さを感じる場所
フィリピンの離島にもっと興味が湧いた方は、知る人ぞ知る穴場離島を紹介した記事もあわせて読んでみてください。
②EDEN自然公園|アポ山の麓で味わう天空アクティビティ


思いきり自然に飛び込みたいなら、ここが断然おすすめです。
市内から車で約1時間30分、フィリピン最高峰アポ山の麓に位置します。
公園に一歩入ると、ひんやりした空気と緑の香り。
市内とはまるで別の気候に、思わず深呼吸したくなります。
- ジップライン・スカイウォークなどの空中アクティビティ
- 釣り堀・果樹園体験
- ロッジ・コテージ宿泊、マッサージ・スパ施設
- 園内を巡るシャトルバスツアー
ランチ付き入場チケットのコスパの高さも魅力で、1日じっくり過ごすのにぴったりの場所です。
③クロコダイルパークと周辺スポット|大人も興奮する半日コース


「赤ちゃんワニを抱っこして写真が撮れる」。
日本ではまず考えられない体験が、ここでは日常です。
成体から生まれたての赤ちゃんワニまで、至近距離で観察できる迫力は想像以上です。
- バタフライハウス:色とりどりの蝶が舞う温室空間
- Tribu K’Mindanawan Cultural Village:ミンダナオの少数民族文化を体験できる民族村
3スポットをまとめて半日で回れるため、市内観光の定番コースとして人気が高いです。



④サンペドロ教会|1847年から時を刻む街の心臓部


ダウンタウン中心に立つ、市内最古の大型教会です。
1847年のスペイン統治時代に建てられ、現在も文化財として登録されています。
名前の由来はダバオの守護聖人サン・ペドロ。
重厚な石造りの外観は、近代的なビル街の中で異彩を放っています。
観光地というより、地元の人々が今も普段からミサに集う「生きた信仰の場」。
静かに歩くだけで、街の歴史の深さがじんわり伝わってきます。
⑤ロハス・ナイトマーケット|夜のダバオを味わい尽くす


夜のダバオを満喫するなら、外せないのがここです。
屋台グルメから衣類、お土産まで揃うダバオ最大級のストリートマーケットです。
目当てにする観光客が多いのが、ダバオ産の新鮮な魚介を使った料理や地元スタイルの串焼き。
ここでしか出会えない味が並びます。
ただし、混雑する夜市はスリのリスクもつきものです。
スマホや財布は前ポケット、バッグは体の前で持つなど基本の対策は忘れずに。
両替やキャッシュレス決済の準備については、GCash・Mayaなど電子マネー事情をまとめた記事も参考にしてみてください。
⑥ダバオのカフェ巡り|世界最高峰クラスのコーヒーに出会う


コーヒー好きなら、絶対に外せない都市がここです。
ミンダナオ島はフィリピン最大のコーヒー・カカオ産地で、ダバオはその集積地にあたります。
注目はアポ山産のコーヒー豆。
標高の高さゆえに香りが強く、独特の酸味が生まれると言われています。
さらに、世界最高峰の希少価格を誇るシベットコーヒー(コピ・ルアク)も、ダバオでは比較的手頃な値段で味わえるカフェがあります。
ダバオ産カカオのbean-to-barチョコレート店も増えていて、カフェ巡りだけで半日は溶けてしまうほどの選択肢の多さです。



⑦カルボン・マーケット|地元の日常をのぞくローカル市場


観光スポットだけ回って帰るのはもったいない、そう思うなら立ち寄りたいのがここです。
地元住民が毎日通う、ダバオ最大の公設市場です。
新鮮なトロピカルフルーツ、野菜、魚介が所狭しと並ぶ光景は圧巻。
特にダバオ名産のマンゴスチン・ランブータン・ポメロは、スーパーの2〜3割の価格で手に入ることもあります。
その場でかぶりつく体験は、旅の記憶に強く残るはずです。
ただし貴重品の管理と、混雑時の方向感覚には気をつけましょう。
ダバオ観光が向いている人・要注意な人
全員にとっての「最高の旅先」は存在しません。
出発前に自分のタイプをチェックしておきましょう。
| 向いている人 | 要注意な人 |
|---|---|
| 都市観光と自然の両方を楽しみたい | ビーチリゾートに特化したバカンスを求めている |
| 食や文化を深く体験したい | マニラ・セブ島のような賑やかな夜の繁華街を期待している |
| フィリピンの「ローカルな日常」に触れたい | 移動の手間を最小限にしたい(スポット間の距離は長め) |
| 比較的落ち着いた環境で旅をしたい | 「有名観光地らしい豪華施設」を求めている |
| コーヒー・カカオ産地を体験したい | 詰め込み型の弾丸旅行を好む |
「ダバオ=ビーチリゾート」は大きな誤解でした


取材を重ねてわかったのは、ダバオを「地味」と感じる人と「面白すぎる」と感激する人が、はっきり分かれるということです。
その差を生むのは、事前情報の量。
ビーチ目当てで来た人は肩透かしを食らいますが、都市と自然の両立を目的に来た人は驚くほど満足度が高いという声が目立ちました。
ダバオ観光を計画するタイミングについては、エリア別の乾季ベストシーズンをまとめた記事もあわせてチェックしておくと予定が組みやすくなります。



実際に訪れた人のリアルな声
編集部が見聞きした、ダバオ観光にまつわる声を集めてみました。
よくある質問
ダバオ旅行を検討している方からよく寄せられる質問をまとめました。
ダバオはフィリピンの中で治安はいい方ですか?
フィリピン主要都市の中では比較的安全とされています。ただし夜間の一人歩きや混雑した市場での貴重品管理など、基本的な注意は他都市と同じく必要です。
マニラやセブ島と比べてどう違いますか?
マニラほど都会的でなく、セブほどリゾート色も強くありません。都市と自然、生活感が適度に混在した、落ち着いた旅がしたい人向けの街です。
日本から直行便はありますか?
2026年時点で日本からダバオへの直行便はなく、マニラ・セブ経由が一般的です。マニラからは国内線で約1時間30分が目安です。
ダバオの観光は何日あれば足りますか?
市内だけなら2日、サマル島やEDENなど郊外を加えるなら3〜4日が現実的です。移動時間がかかるため、詰め込みすぎない日程がおすすめです。
ダバオで食べるべきものは何ですか?
新鮮なシーフード、ロハス・ナイトマーケットの屋台グルメ、アポ山産コーヒーとシベットコーヒーは外せません。熱帯フルーツも産地直送で格別です。
まとめ:知ってから行くほど面白くなる街、それがダバオ
ダバオは「なんとなく行ったら意外と地味だった」という人と、「こんなに面白い都市だとは思わなかった」という人に、はっきり分かれる旅先です。
その差を生むのは、事前の情報量だけ。
サマル島の透き通った海、EDENで深呼吸したくなる山の空気、ナイトマーケットに漂う屋台の香り。
どれも準備して訪れた人だけが味わえる景色です。
観光でダバオの居心地の良さにハマり、そのまま長期滞在や留学を考え始める人も少なくないそうです。
実際にどんなプランがあるのか、無料カウンセリングで相談してみるのも一つの手です。
「セブ島だけじゃないフィリピンを見たい」という方に、ダバオは本当によく応えてくれます。
ぜひこの記事を旅の計画のスタート地点にしてみてください。
ダバオへのアクセスを含む国内移動の詳細は、国内線チケットの賢い買い方をまとめた記事で、現地でのトラブル回避については実際にあった事件をまとめた記事もあわせてご覧ください。










