今回は長野に移住したハヤシさんに長野に移住してよかったことや、大変だったことなどをお伺いいたしました!
長野移住を考えている方のお役に立てれば幸いです!
移住場所
長野県(東京近郊から)です!
移住時期
2002年です!
移住した理由
自然が好きで、休みのたびに山や海に遊びに行っており、結婚相手も共通の趣味を持っていましたので、田舎暮らしをしたいと思うようになりました。
移住までの流れ
結婚、妊娠を機に、自然環境の良い田舎で子育てをしたいと思いました。
子供が生まれてからでは動きが取りにくくなるため、出産前に引越しをすることを決めました。
北海道が憧れの場所ではありましたが、2人とも東京近郊に実家があるため、現実的な距離と、次に北海道に似たところという観点で、かつ友達がいたためよく遊びに行っており、馴染みがあったという理由で長野を選びました。
移住のために準備したこと
まず、夫の仕事探しを行いました。(私は妊娠していたので、退職し専業主婦の道を選びました。)
長野に既に移住していた友人の家2箇所を拠点に、ハローワークで仕事探しをしました。
仕事が決まり次第、すぐ不動産屋でとりあえず住む物件を決めました。
理想の家探しは時間がかかるとわかったので、移住してからじっくり行うことにしました。
当時の貯金は800万円程度だったと思います。
生活費(夫婦2人の一月あたり)はこんな感じです↓
- ガス代 夏期 5,000〜6,000円 冬季8,000〜10,000円
- 電気代 8,000円程度
- 上水道代 3,500〜4,500円
- 下水道代(合併浄化槽の管理料 1,800円程度)
- ガソリン代 10,000〜12,000円
- 食費 30,000円程度
- 移住当初の家賃 55,000円/月
長野へ移住して良かったこと
長野に移住してよかったことを箇条書きにしました↓
- 隣近所と距離があるので、大きな音を出すことも気兼ねなくできます。
- 人混みのストレスが皆無です。(街の中心部への通勤時間帯はさすがに混みます。)
- 自然が身近にあり、癒されます。
- 日常的に山菜やきのこなどの自然の恵みがあります。
- 空気がきれいで水や果物がおいしいです。
- 薪ストーブが設置でき、薪も無料で手に入ります。
- やる気になれば自給自足的な生活ができます。
- 畑などは格安か無料で借りられます。
- 観光地に近く、渋滞に遭わずにストレスなく行って帰って来ることができます。
- 車での帰省時、逆方向は大渋滞の中、スイスイ走れて爽快です。
- 駅前でも駐車に困りません。
- 山や川が隣接していなければ、自然災害の被害も少なく、人身事故による交通麻痺などの被害もほとんどありません。都市型災害に比べ、ある程度の備えがあれば怖いことはありません。
長野に移住して大変だったこと
長野に移住して大変だったことを箇条書きにしました↓
- 冬はとにかく寒いです。
- 道路が凍結して危ないことがあります。冬季はスタッドレスタイヤが必須です。四駆でないと雪やぬかるみにはまりやすいです。
- 暖房代等、光熱費がかかります。
- 都心に比べガソリン代が高いです。
- 庭や畑の除草が大変です。
- 季節的に風が強く吹いて物がよく飛ばされます。
- 保守的で田舎のしきたりや考え方などが窮屈なところがあります。町会の作業に駆り出されるとおじいちゃんおばあちゃんばかりで居心地が悪い思いをします。
- 駅や学校に遠くて通学、通勤が不便です。
長野へ移住したい方へのアドバイス
移住して20年、最初の頃は良い事しかありませんでしたが、長く住むうちにいろいろ不都合も出てきます。
できるだけいろいろな季節に数日滞在したり、地元の人に話を聞いて、その地域の気候、地域性、慣習などの特色をつかんでください。
また、今は若くても、また子供がいなくても、子供ができて成長した後のことや、自分達の老後のことなどをイメージしてよく考えた上で決めてください。
もちろん、老後は老後になってからまた考えるということもありだとは思いますし、今後科学技術の進歩で、田舎でももっと不便なく暮らせるようになっているかもしれません。
ですが、いろいろなことを想定して覚悟をした上で踏み切った方があとあと後悔が少ないと思います。
住居を構えたり、子供と一緒に暮らすようになると、なかなか簡単には移動ができないからです。
是非皆さんのお役に立てれば幸いです!